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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信

私自身がBL作品に精通している訳ではないのですが、思ったことがあるので少し述べさせてください。

・BLならカップリングの攻めがどちらか、受けがどちらかがはっきりしていること。
 これ、BLにおいてはどのキャラがどっちかって、かなり重要なことのようです。
・BLに限らず女性向けでは、キャラとキャラの関係性がきちんと描かれているかが面白さになる。
 RとEがケンカ別れしたままだと関係性はそこで終わるので、話の本筋もそこで終わりとなります。
 ストーリー的にはキャラたちの関係の変化を追いながら、心情を描いていく形になるのが女性向け作品だと思います。

あと、世界観で気になったのですが。
BLはBLと宣言(?)すれば、大前提として「異世界(別世界)ファンタジー」です。
極端な話、キャラとキャラの恋愛がきちんと描けていれば、なんちゃってイタリアでもたぶん大丈夫だと思います。
RとEの関係の変化、そのことで変化する気持ち・想い、それにAがどのような心情で絡んでいくのか、そこに気を配って書かれると良いかと。

上記の返信((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信)

スレ主 ハイケ : 0 投稿日時:

的確なアドバイスありがとうございます。
確かに、関係性を見せるジャンルなのでそこは力を入れたいと思っています。

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信

なるほど。
「新しい依頼をしても報告が帰ってこない」っていうプロローグ的なものから始まって、その後すぐ「馴れ初め~現在」に入り、激しい仲違い的なクライマックスを経てAの裏切りで終わる。という感じでしょうか。
それならば、今のところもっとも曖昧なのは「馴れ初め~現在」になるかと思います。曖昧と言うと少々先が遠く思えてしまうかもしれませんが、逆に言えば「ここが一番自由度が高い」ってことです。
キャラの魅力や伏線、諸々のイベントなどはクライマックスより前に出し切るものなので、大概はここで書くことになります。
ですので、ここで描写する、

・キャラの魅力(魅力というとプラス要素っぽくなりますが、マイナス要素も含めそのキャラ全ての特徴を指すものとします)
・伏線
・諸々のイベント

あたりを考えていきましょう。
簡単に言えば、「出会うシーンや恋仲が発展していく段階でどんなものを書きたいか、書くべきか」ってことです。書くべきかどうか曖昧なものも、実際に書くかどうかは後にすればいいので、とりあえず思いついたものはどんどん出していったほうがいいです。

キャラの魅力というと、僕が現在知る限りでは、
・Rの天使のような美貌
・Rの普段の好青年な様子
・Eの捻くれ者で意地っ張りな様子
・Eの兄の他人への当たりが良い様子
・Eの兄がEへキツく当たる様子
・Aの嫉妬深い様子
あたりになると思います。
キャラの魅力は何らかの形で描写する必要があるので、先に出してから、それらをどんな風に描写するかを決めるとやりやすいです。

伏線は、僕の知る限り「ケンカに発展する伏線」と「Aが裏切る伏線」ですかね。
いきなりケンカしだしたり裏切られたりしたら、読者もついていけないので、これもどこかで貼っていくために出しておきましょう。
まぁ、伏線は色々考えていくうちに増えていくものなので、今すぐに出す必要はないと思います。
必要だと思ったらその都度出していけばいいです。
あくまで今必要だと思うものを出してみましょう。

諸々のイベントっていうのはつまり、↑の「キャラの魅力」や「伏線」を出していく所ですので、先にキャラや伏線について決めてから、一緒に考えていきましょう。
デートだとか、「こんなのも書きたい」っていうのがあれば、先に出していっても大丈夫ですよ。

こんな感じで、先に書こうと思うもの、書くべきものを出していけば、だいたいの話の進め方ができていきます。
その辺りで、今の時点でハイケさんが書きたいと思っているものや、書くべきと思っているものは、他にどんなものがありますかね?

(説明が少々複雑になってしまったので、「ここ何言ってるかわからん!」っていうところがあれば言ってくださいm(_ _)m)

上記の返信((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ハイケ : 0 投稿日時:

やりたいこととしてはEの兄は直接登場せず会話の中だけに姿をみせるようにしたいです。
あと、仮題を「ネモフィラの唄」としているのですが、これはネモフィラをキーアイテムとして使いたいと考えているからです。(絶対というわけではないです)

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信の返信の返信

>仮題を「ネモフィラの唄」としているのですが、これはネモフィラをキーアイテムとして使いたいと考えているからです。

ネモフィラの花言葉は「あなたを許す」(だったはず)ですし、それはかなり良いと思います。
質問者様のイメージとは随分違うかもしれませんが、Rの最期にEが泣きながらネモフィラを送る(どっから持ってきたんだ)的なシーンがあれば、悲恋ものとしても形づくれるだろうな、みたいに思いました。(僕の勝手なイメージですm(_ _)m)

>やりたいこととしてはEの兄は直接登場せず会話の中だけに姿をみせるようにしたいです。

自分も「そんな感じになるかなぁ」と思ってました。物語の主旨とは関係ないキャラですし。
となると、「Eの兄について話す」といったようなイベントは少なくともできるわけですね。

あと、出したいものが多すぎてもやりにくいので、合わせられるものは合わせちゃったほうがいいと思います。
例えば、「Aが嫉妬深い」というのと、「Aが裏切る伏線」は一緒にする。みたいな感じです。Aの嫉妬深さを書けば、読み手としては「あー、こいつなんかやるな」ってなるでしょうからね。

今の時点で出てるものは少なくとも必要になると思うので、これらを中心に「出会い~現在」の流れを考えていきましょう。
自分の中では「出会ったシーン(つまり第一印象)」だったり「デート中にお互いの事情を話すシーン」だったり、あとは「お互いを意識するようになるきっかけ」だとかが頭の中にあるのですが、どうでしょう?

上記の返信((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ハイケ : 0 投稿日時:

一応出会いのシーンは考えていたのですが、別の案も知りたいですね。

私が考えているラストの一案にRが死ぬ間際にEとの出会いと同じ状況の幻を見る、というのがあります。そこで初めてRはEへの想いが恋愛感情であることを自覚するのです。(もちろん、これよりいい案があれば変更しますが)

とりあえず、黒鐘 黒ぅ様の案を教えていただけないでしょうか。特に出会いから現在に至るまでの部分は、整理がついてないので。

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

案というかイメージ的な感じですね……(笑)
「今のところ想像できるのはこれくらいしかない」って言いたかっただけなので、自分もまだそこまで考えがまとまってる訳じゃないです。申し訳ない。

自分が今ざっくりとイメージしているものは、
・憧れ
・友情
・嫉妬
・同情
・ギャップ
この辺りを使って「出会い」「意識するきっかけ」「会話」をつくっていけるかな、って感じです。

・憧れ
BLの知識はそんなに無いのであくまで一般的なことしか言えませんが、元から同性愛者でない限り、同性に好意を抱くきっかけは「憧れ」や「友情」あたりだと思います。この作品だと憧れのほうが先にきそうかな?って思ったので、先に憧れから。
「憧れ」っていうのは要するに「無いものねだり」です。
Eは家柄に頼ってきてひねくれているけれど、Rは表向きは愛想の良い好青年で、仕事となると獲物を睨む蛇のような目つきでそれを完璧にこなす殺し屋。しかも超絶美青年。
(僕の捏造含む)
こういった場合、EにとってRは「凄い人」「かっこいい人」となるので、「好意」まではいかなくとも「好感」が持てます。
こんなふうに「憧れ」をうまく使っていけると、同性への好意が自然に書けると思います。

・憧れ(その2)
さっきのは「尊敬」のようなものですが、こっちは「羨ましい」って感じです。
「Eには友人が何人もいる」けれども「Rは殺し屋として孤独に生きてきたから友人と呼べる存在がいない」から、Eに憧れる。
(なお、捏造含む)
こっちは「好感」って感じじゃないかな。
割とモヤモヤしてるので、

>そこで初めてRはEへの想いが恋愛感情であることを自覚するのです。

っていうラストとも相性が良い要素じゃないかな、と思います。

・友情
これは特に難しい話でもなく、「異性」「同性」問わず「友情→好意」っていうのは自然な流れだよってことです。
ただ、この作品で友情は割と難しいほうかもな、というのは思いました。

ちなみにさっきの、
「Eには友人が何人もいる」けれども「Rは殺し屋として孤独に生きてきたから友人と呼べる存在がいない」から、Eに憧れる。
っていうやつなんですけども。

Eは友達沢山、Rは孤独

R「俺、友達いないんだよね。あはは……(笑)」

E「俺達、友達なんじゃない?」

初めての友達

みたいな流れを、とりあえず今思いつきました。
書いてる途中だったので凄いぶち込んだ感あるかも……(笑)

・嫉妬
嫉妬っていうと暗いイメージあるかもですが、今回はそうでもないです。可愛く言えば「ヤキモチ」ですね。
Eが友達と仲良くしてて、それに対してちょっと嫉妬する……みたいな(?)
「ヤキモチ」ってのもモヤモヤした感情なので、これも例の「好意に後から気づく」っていうラストと相性が良さそうです。
嫉妬させて揺さぶってから、さっきの台詞「俺達、友達なんじゃない?」っていうのも割と良いかも。
あと、BLにも片方にライバル的なのが出てきたりするんですかね、やっぱり。その場合は、Eの友人から出してもいいんじゃないかなって。
(相変わらず友人設定は僕の捏造に過ぎない)

・同情
これは、なんて言えばいいかな。
悲しい過去を打ち明けて、慰め合った結果仲が深まるみたいな。
現実にも二次元にもよくあるやつです。
話の内容的に、EもRも悲しい過去はありそうだなぁって思ったので。

・ギャップ
簡単に言えば少女漫画によくある
「すっごいイケメン……」

「なんなの!? 最ッ低!!」

「やっぱりこういうとこ好きだな……」
っていうアレです。

個人的に、BLには「最ッ低!!」って感じの出会い方はあんまりないようなイメージですが。
まぁ「思ったより優しい」とかそういうことです。
「Rの犯行時の恐ろしい様子を見た翌日、Rが野良猫を可愛がっていた」とか。
上で書いた設定を引き継ぐなら「Rには友達がいなくて寂しいから動物が好き」みたいな伏線にもできますし。

けっこう捏造要素が多かったですが、あくまで「こういう感じ」ってことです。
「出会いはこうでデートでこういう会話があって2人は恋仲に……」というほど具体的な案が出せなくて申し訳ないですが、そこは一緒に考えていきましょう。
僕のイメージは今のところこんな感じですが、ハイケさん的にはどうでしょう?
「憧れ」や「嫉妬」みたいなざっくりとしたものでも「こういうシーンが書きたい!」っていう具体的なものでもいいので、お聞きしたいです。

上記の返信((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ハイケ : 0 投稿日時:

いえいえ、貴重なご意見です。

これは私が考えていたものなのですが。
当初、RはEのことを都合のいい依頼人としか見ていませんでした。自分には深い人間関係は必要ないと考えていて、Eとも距離を取るつもりでした。
けれどもEの方は違いました。彼はRに強い興味を持ち、近づこうと試みます。その方法の一つとして、Rに仕事の依頼を続けます。
しかし、実はお互い無自覚なだけで本当は惹かれあっていたのです。
ある日、何の成り行きか分かりませんが二人はキスをします。Rは動揺し、Eに近づき過ぎたと感じます。そして、それからはEにさらに距離を置こうと考え、仕事以外に会わなくなります。
それがEには理解出来なかった。そこで言い合いになり、Rは乱暴にEを突き放します。
それを見ていたAは、Rに「いくら何でもEに肩入れ過ぎだ」と告げます。
実はAは、以前からRに恋慕の情を抱いていました。彼が他の女性からモテていることも知っていましたが、本気で彼が誰かを愛することなど無いだろうと思っていたのです。でも、彼はEを愛した。
Aは、RがEへの想いを募らせていることを、本人が自覚する前から気付いていました。最近、Eへの癒着が強くなっていることも。ここへきてAの嫉妬は最高潮に達し、Rを自分のものだけにするために、彼に銃口を向けるのです。

読みにくいですが、こんな感じのことを考えています。

RとEの関係もそうなんですが、Aの感情もしっかり書いていきたいです。彼女は一番共感させたいキャラなので。

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

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元記事:鉄錆の森(仮題)

前作が仕上がったので、新しく考えてみました。例のごとく勢いで書いてしまったので、これから大幅に変わるかもしれません。

上記の返信(鉄錆の森(仮題)の返信)

スレ主 ハイケ : 0 投稿日時:

後半を変更しました。
あと、主人公はMです。

近所の遊園地が閉園になると聞き、少年Aは見納めの為に訪れていた。するとその遊園地がいつの間にやら異世界へと繋がり、Aは見知らぬ街へと飛ばされる。
そこでは、MとJという2人の魔女が次期女王の座を競い合っていた。魔女Mから「私が勝てば元の世界に帰してあげる」と言われ、Aは2人の戦いを見届けることになる。
試験は魔女Jが優勢で進んでいたが、女王試験の試験監督の悪魔Kの悪い企みが発覚。試験を中断し、MはKに立ち向かい相対死にする。女王になったJはMの意思を引き継ぎ、Aを人間界へと送り帰す。
翌朝、誰もいない遊園地でAが目を覚ましたところで物語は終わる。

スレッド: 鉄錆の森(仮題)

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現在までに合計9件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

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(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

投稿者 ハイケ 返信数 : 12

投稿日時:

まず、そもそもBLを置くことに問題があれば通告よろしくお願いします。 まだ設定はスカスカなので、一緒に考えてもらえれば幸いです。 続きを読む >>

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要望:一緒に作品を作って欲しいです!

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すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

投稿者 冬空星屑 返信数 : 9

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 主人公と設定以外ほとんど決めていません。  設定を練っても、物語に落とし込むのがとても下手くそです。  前作の反省を生かし、主... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

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たすけて想い屋さん。

投稿者 紫村果汁 返信数 : 4

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無感情者の悩みのレパートリーがすごく少ないです。無感情者は染谷香織の歌を聴いたあと、徐々に歌を聞く前の一番強かった感情が消えます。笑... 続きを読む >>

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元記事:幼馴染に何度ふられても諦められません

最近、プロットは書けるのですが、本文を最後まで書けなくなってしまいました。
書いてるとこれ面白くないんじゃないか、とモチベーションが維持できません。
なので、プロットの段階で、面白いのか、そうじゃないのかを教えて頂いて、本文を起こすか、それとも他のプロットを起こすか決めようと思いました。
それと、本文を起こすときの注意点、こういう要素を付け足すとより良くなる、エピソードの順番を変えた方がいいなど、気軽にアドバイス頂けると嬉しいです。

上記の回答(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

 そもそも面白いと思えないとプロットが完成しない、プロットが完成できた時点で執筆に迷いは持ち込まないhexaです。……でも、他の分野の創作物はともかく、小説に関してはみりんさんのほうが完成数多いんじゃないかと思っているので、ある程度こなした人ならではのスランプっぽい感じも見受けられますなぁ……

 で、今作の感想ですが。うん、ダークですね。嫉妬の部分に女性特有の「あるある!」という共感が感じられればよし、でなければちょっと……あんまり、読みたい気は起こらないかもなぁ。私は。
「そのダークな部分を書きたい!」という強い執念があれば、誰も止めることじゃないと思うんですが。

 もしかしてなんですが「途中までしか書けない」ということは、その「書きたい部分」を書き切ってしまうと満足して終わりまで書けなくなる、というタイプなのかな……?(勝手な妄想ですみません)
 私はどちらかというと「その話に最後のけりをつける」ところに重きをおいて書き上げるので、終わらないとスッキリしないよ派なんですが。

 こんな話が参考になったかはわかりませんが、この話に関しては「あまり長いようだったら読む気しない」という感じです。あと「家族でいい→しっかり一番大事な家族でいてほしい」をしっかり強調して最後にオチとして印象づけてくれれば、物語としての完成度はそこそこ、という風に感じられます。

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

カテゴリー: キャラ文芸

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元記事:洞窟天使は陽だまりを夢見て

初めまして、みず と申します。
長編を書きたくてプレミスを作っているのですが、長編に耐えられるだけのパワーがある設定になっているか分からず、ぜひ皆様の意見をいただきたいです。

作者としては葛藤と対立が弱い気がしていて、もっと大きな危機があったほうがいいのかな?と考えています。
また、現時点では主人公シンシアが心身ともに自立していく過程を構成の軸にしようと思っています。

以上になります。ご意見お待ちしております。

上記の回答(洞窟天使は陽だまりを夢見ての返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

プレミスって言葉を知らんかったのでググってみた。
なるほど。私はよく「最初に物語を一文で表現しろ、すっごくシンプルに最小単位で作れ」と言ってるんだけど、その「一文」のことね。

であれば、スレ主さんが考えられてるプレミスは「天使が太陽の光を克服するため奔走する話」といった感じでしょう。
これは、余計なものを入れずに短くシンプルに作るのがコツです。
まずは主語と述語のみで考えてみるといい。
この場合の主語は「天使が」で述語(述部)は「奔走する」になる。つまりこの物語は「天使が奔走する話だ」とわかるでしょ?
で、この文に物語の目的を入れて整える。目的は「太陽の光を克服すること」だから、「天使が太陽の光を克服するため奔走する話」というプレミスが出来る。

ここで「目的」を入れ替えると、例えば「天使が悪魔と恋をするため奔走する話」とか「天使が地獄の最下層から脱獄するため奔走する話」とか、雰囲気も設定もイメージもガラッと変わっていろいろな物語のパターンを想定し検討できる。

それで言うとスレ主さんのプレミスは「天使」なのに「日差しが天敵」で夜を好むわけで、ミスマッチで興味をそそられます。
けれど、残念ながらこの物語で重要な部分がまったく出来てないようなので、すぐに長編に取り掛かるのは難しいだろうなと思います。
というのも、
「主人公は日差しが苦手で洞窟で暮らし、夢がある」というのは主人公の現状を説明しているだけで、
「育ての親が余命いくばくもない」というのは、主人公が儀式に挑戦することになる切っ掛けでしかない。
こっから「奔走する」の物語本編が始まる。
なのに、その「奔走する」の内容がまるごと書かれていない。
奔走してどうなったか、失敗したのか成功して日差しを克服したのかも書かれておらず、また成功したとて「主人公には夢がある」としているので、その夢が叶ったかどうかもわからない。つまりオチも書かれていない。

ネタとしては、前述した通り面白味はあると思う。
けど、物語が出来てないので、ご質問の「長編に耐えうるパワーはあるか」に答えるなら、想定してる長編のサイズにもよるけど、文庫本一冊分くらいなら、と思うかな。

結局のとこは「儀式に挑戦する」というのが本編の「奔走」になるからその儀式次第ではあるし、すごく長い作品を想定しているとすると、ずーっと儀式を続けてる(儀式を終えたら話が終わっちゃうプレミスをしてる)だけだとどうしても読者が飽きるので、それほど長い作品には出来ないかなと思う。

設定に助言は求められていないので余計なお世話かもしれんけど、
「日差しに弱い」という設定が物語に利用はされてるけどいまいち活かされてる展開ではないように思えるので、
>日差しを克服する儀式を
この目的に対する直球な展開を少し変えて「長老の跡を継いで神殿巫女になる儀式」とかにしたほうが良いと思う。
その儀式には「日差しに弱い」という欠点が致命的で、それをどう解決するのか、儀式は3行程あってそれぞれどのようにクリアしていくのか、その過程で条件付きながら日差し自体に耐性をつけられて神殿巫女として各地に行けないこともないが、希望が見えてきた。という感じのほうが、つまり、「日差しを克服」は直接的な目的にするのではなく「主人公の弱点」として、その弱点を抱えながら目的を達成して弱点を克服した、という形に持ってくほうが良いのではないかと思う。

スレッド: 洞窟天使は陽だまりを夢見て

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:死を呼ぶ可憐な花

●等級

冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

●魔女の玉座攻略作戦

後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

上記の回答(死を呼ぶ可憐な花の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

物語の目的(その物語で語りたい事)がはっきりしていてシンプルなので、それを楽しむ物語として面白いだろうと思います。
主人公が立ち直る物語を追放系のテンプレに合わせて整形したという印象。

よくある追放系では、だいたいこの場合「勇者パーティー」を悪役にするもので、追放された主人公は新しく得た仲間と上手くやって、勇者一行は失敗続きで実は主人公が縁の下で頑張ってたおかげで成功してただけと知って主人公に逆恨みする、という感じだと思うけど、
御作では「勇者パーティー」は「勇者」として据え置いて、悪役に専用の「銀等級」を用意しているので、従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。
序盤は「勇者」が嫌な奴に見えるけど、終盤では実はそれは主人公の早合点で誤解だった、やっぱ勇者はいいヤツだった(?)、となるので……、
うーん。
これは、どうなんだろ。「やっぱ勇者はいいヤツだった」は、そこまで書かれてはいないし、私の深読みしすぎかな? 作者的にそんなつもりはないんかな。
まあ、そういう変化の一つを演出していると仮定して回答すると、
勇者は結局のとこいいヤツっぽいけど「スキルの性質が自分らと合わないから合うとこ見繕ったぞ」って勝手なことしてるだけなので、もうちょい 主人公のことを想って という人情がほしいかなと思った。
例えば勇者パーティーから追放される直前の戦闘で、主人公があと一歩で死んでいたって感じの目にあって怪我は軽傷で済んだけど、勇者は心配になった、とか。
でもそれは前述した演出を考えると序盤でこういう勇者の優しさは書けないから、構成やらが難しいね。

うーん……
>銀等級のパーティー
>彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり
とあるから、やっぱ勇者の印象の変化は予定してない感じか。銀等級が主人公をクビにする冒頭から始めるとテンプレ通り最初から銀等級にヘイトが向かう構成になるし。

そうすると、「勇者パーティーをクビになって、編入先の銀等級をもクビになった」という状況説明が若干複雑になってしまうんじゃないかなーと思う。
冒頭だから、「銀等級をクビ」になった時点で読者は「勇者パーティーをクビになった過去」ってことを知らないし、それは地の文やセリフ会話で説明されるものと思うけど、説明できるだけがせいぜいだから、銀等級をクビになったあとすぐに回想か偶然かで勇者パーティーを出さないと状況の描写がしにくい。
けど、銀等級を出したあとすぐに勇者パーティーを出してしまうと、キャラを一気に出しすぎで読者が付いてこれないような気もする。
冒険者の等級の説明もしなきゃらならんし、魔女の玉座の戦闘も説明せにゃならんし、序盤にかなり詰め込んでしまうと思うかな。

個人的にはあまり色気出さず時系列順に頭からやったほうがいい気がする。
少なくとも あらすじ に書いてある順番での展開はわかりやすかった。
ただ、おそらくスレ主さんも同じ懸念を持つだろうけど、時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

あと気になったのは、駆け出しの冒険者と臨時パーティーを組むところ。
というか、正確には主人公がスキルを顕現させて無双したというだけで自信を取り戻してるところ。
結局強さが主人公の自信に繋がるなら、雑魚専門とはいえ魔女の玉座で雑魚を一手に引き受けてる実績があるのだから、スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから、
この主人公の自信喪失に対して、熱意だけで技術も経験もない駆け出し冒険者はかなり重要なポジションだと思う。
「仲間ってこういうものだろ」と、現実を知らず理想だけの綺麗事だけど、そういうのが主人公のすさんだ気持ちを洗ってくれるんじゃないかな、と。
2つの有名パーティーをクビになったって事実を知ってる駆け出し冒険者が主人公をディスったりして反目してるんだけど、そんなヤツが主人公を庇って重症を負ったりして、「彼は現実を知らないんじゃない、私が理想を忘れてたんだ」と気がついたりしてさ。
スキルが顕現したことで強さを手に入れて自信を取り戻すって展開だと、これって結局強さを求めて強敵と戦うことで自信を持ってる勇者と、同じとは言わんけど似通ってないかな。強敵と雑魚専とで方向性が違うと強弁できるけど、結局「強さ」か、って話じゃん?
スキルが開花して無双して強さを手に入れたってのは、自信を取り戻したついでの活躍でいいんじゃないかな。
なので、臨時パーティーのとこのエピソードはもうちょい作り込んだほうが良いと思う。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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