「淡々と米研いでいる桜ちる」の批評
回答者 鈴蘭
こんにちは。こちらの句、好きです。
研いでいる最中の米と桜、どちらも細かいものがふわふわと流れて重なるところが似ているためか、イメージがオーバーラップして新鮮な感覚でした。「iru」の韻も一定の効果を上げていると思います。
「淡々と」はやや言ってしまった感じがありますが、漢字の姿や「たんたん」と重なる音が、散る桜や舞う米のイメージと合う気もするので、口に出すと悪くないかなと思ったりもします。
句の密度を上げるなら、個人的にはなおさんの「何事もなく米を研ぐ桜散る」を推します。俳句の読み方がわかっている人なら、十分に切れを読み取れる構造だと思います。(お返事はどうかお気遣いなく!)
点数: 1
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