俳句添削道場(投句と批評)

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子守唄しづかに終へていぬふぐり

作者 慈雨  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子どもが赤ん坊だった頃を思い出して詠みました。
私は歌は得意じゃないのですが、それでも毎日歌っている子守唄は少しずつ上達して成功率も上がってくるもので(笑)。
「眠ったかな?」と、少しずつ声を小さくして歌い終える瞬間が好きで句にしてみました。
季語は動くかもしれませんが、小さいけど踏まれてもたくましく育つ初春の花・いぬふぐりと取り合わせてみました。語感の柔らかさも好きです。
諸々、ご指摘くださいm(__)m

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
良い句だなあと思って鑑賞しておりました。
中七「て」の緩さが気になっておりましたが、やはり議論はされておりますね。
上五下五がそれぞれ五音名詞。リズムが難しい型ではあります。すぐに山本山や二段切れになってしまう。

終止・連体形同型の動詞を置いたときに句として切れを感じにくくなるのは理解しますが、「いぬふぐりの擬人化」と読み解くのは慈雨様の句作の力を信頼していなさすぎるのでは~~とは思います(わかっていてわざわざ擬人化で読み解くのは問題ないかと)。
むしろ明確に切れを入れてみますか?

・子守唄しづかに終ふやいぬふぐり

しづかに~とあるので強い切れを作りたくなかった、ということなら理解します。

・子守唄しづかに仕舞ひいぬふぐり
・子守唄しづやかに終ふいぬふぐり
・いぬふぐりしづかに終ふる子守歌

提案句にちょっと山本山の気配がありますね。誤読はなさそうですが。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 春の風花

句の評価:
★★★★★

慈雨様   こんにちは
拙句「猫柳」へのコメントをありがとうございます。
「なる」の質問に丁寧にお答えいただきありがとうございます。
古語の文法は難しいですね・・・
「背比べしている猫柳」が浮かんだのですが、字余りになってしまうため
苦し紛れに「なる」を使ってしまいました。

再訪までしていただき申し訳ありませんm(__)m
ご提案の
「ゑのころやなぎの背比べ」いいですね。
これならもふもふが背比べしている句意が通じますね。
ありがとうございます。

御句
なんて優しい美しい句なんだろうと心惹かれました。
そのまま額に入れ飾っておきたい…季語の可愛い花と句の雰囲気がとてもよく合ってると思います。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんにちは🌞
拙句「春雨」にコメント頂きありがとうございます。
わたしも、「玻璃」に躊躇がありました。
もう少し、考えてみます。
また、宜しくお願いします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

慈雨様 こんにちは
初めまして
御句親御さんの優しさのあふれる佳い俳句ですね。
ただ上五名詞下五名詞が気になりました。
・子守唄を終えてしずかや犬ふぐり
上五を字余りで中七に切れを入れてみましたが、少し句意が変わりました。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 るる

句の評価:
★★★★★

こんにちは。るるです。
スマホの画面が優しく柔らかいパステルカラーになりました。
【いぬふぐり】もいいですね。私はそもそも【犬ふぐり】と書くことを知りませんでした。普通に平仮名でなんの疑問もありませんでした。季語とすると漢字のほうがいいのか…。柔らかい印象で平仮名も好きです!!

優しい気持ちになりました。素敵な句をありがとうございます。
またよろしくお願いします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

慈雨さん、こんにちは。
拙句「古民家」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
古民家に、昭和を偲ぶのではなくて、少しの令和、面白いですね!
確かに最新式のエアコンや水洗トイレはあったかも(笑)。

さて御句拝読しました。いい句ですね。上五中七(季語以外の部分)がいいので、慈雨さんもおっしゃっていますが、いい意味で他の季語も、合わせられると思いました。
私はいぬふぐりの花は個人的に馴染みがありませんので、

・子守唄しづかに終へて木の芽風

とさせていただきました。屋外でも、屋内でふっと窓から入ってきた様子でも、気持ちいいと思いました。

こんな私も子守唄は歌いましたよ。私が歌うと、子どもは良く寝てくれました…って、もしかしたら気を失っていたのか(笑)?

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

慈雨様。梅の花にコメントありがとうございます。
梅と桜で、何か思いだしませんか?
そうです。
仏教の桜梅桃季です。
個々には、それぞれ個々の良さがあるんだよ。
ということも秘めてるんです。
だから、ここは、梅でないといけないことが、おわかり頂けたと思います。
もちろん、マイノリティな花がいけないということでは、ありません。
この句に関しては、だけです。
🙇‍♀️🙏

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 鈴蘭

句の評価:
★★★★★

こんばんは、コメントありがとうございました。
先日、読み手の責任みたいなコメントを残しておいてあれですが、今回の句はわかりづらいかもと投稿後に感じてはいました…。「仄暗き昼炬燵」に引っ張られる感じ、たしかにありますね。
一物仕立ての概念についても正直曖昧だったので、この機に確認してみます。

「仄暗き仏壇の奥昼炬燵」、検討はしたのですが、もうちょっと何かしたいなぁと思ってしまったんですよね。題材が浅いので、限界はありそうですが。

何にせよ、勉強になりました。またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

慈雨様 おはようございます。
お世話になります。
拙句のコメントありがとうございます。
明く(他動詞カ下ニ)+たる完了たりの連体形の接続と解釈していました。
間違っているかもしれません。
御句の
上五下五の名詞の形は「はじめての俳句づくり」辻桃子さんの本の受け売りです。
あと句会などで先輩からダメと言われます。
しかし、その形で入選句をみますので必ずしもだめではないのでしょう。
先生によるのかもしれません。失礼しました。(因みに辻さんは俳句結社「鷹」のご出身です)
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 まさ

句の評価:
★★★★★

如月のファイトご自愛胸に染む
ご自愛!ありがとうございます。とても嬉しかったです。俳句しててよかった〜と思いました☺️ひとりじゃないなぁ〜とポーっと暖かくなりました。

点数: 1

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添削対象の句『子守唄しづかに終へていぬふぐり』 作者: 慈雨
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