「月見れど見へぬ君住む隣り町」の批評
こんにちは。
「見ゆ」問題は先に出てますので置いておきますねー
安定のなお様節の句。
句意をいくつか思いついておりまして
1.本来の句意「月を見ても、隣町は見えない」
2.「君の住む隣町は(今日は曇っていて)月が見えないらしい」(作中主体の住む町から見えているか見えていないかはご想像にお任せ)
3.「見えぬ君(透明人間!?それともお亡くなりに?)が住む隣街に今います。こんなにきれいな月を見ているのに君の姿が見えない」
他にもあるかな?
気になる点は
◆上記の受け取りのブレについて、「誤読」ならまだしも「受け手の迷い」になるケースがあります。少し整理できそうです。
◆「見れど」の箇所、「見る」という言葉を入れる是非と、「見れど」という感情の接続助詞を入れる是非と、どちらもあります。
◆「隣町が見えない」という句意ですが、なぜ「君本人」ではなく「街」? 抒情という作為を感じてしまいつつの鑑賞になりました。
◆また、「君の住む街」で句意は十分なので、「隣町」に音数合わせ感もあります。
たとえば、向かっている風景なら「街」の必要性も出るかと。
・冬月や君住む街はまだ見えず
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こんにちは。前句「干し魚のすき間に拝む初日の出」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!とても勉強になりました。全員の方にはお礼コメントできていなかったかも。すみませんです。
さて本句は、少し前に作りましたが、なんだか恥ずかしくてどこにも出していなかったものです。
句意はもう、シンプルなもので、「あんなに遠くにある月はこんなにはっきり見えているのに…」というものです。最初は上五が「見える月」でした。ご意見よろしくお願いします!