俳句添削道場(投句と批評)

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秋時雨長柄の傘をたたみけり

作者 なお  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「ここ旨いでも次行こう芋煮会」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!
皆さんの読み通り、天気のいい休日、広場にたくさんのテントが出て芋煮会が開催されており、それぞれの違う味を楽しめる、ハシゴ鍋という趣向です。
最初にあらちゃんさんからグサッとくるご提案をいただきまして、もう、「なんも言えねえ!」状態でした(感謝です!)。

本句はお題で。長柄(ながえ)の傘を使いたかったです。日傘や折り畳み傘との違いが出ますでしょうか?また、「秋時雨って雨でしょう?なぜたたむのよ?」ということになってしまうでしょうか?また、最後の「けり」の使い方は正しいでしょうか?
ご意見よろしくお願いします。

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 ヒッチ俳句

なおさんこんにちは。
いつもありがとうございます。
拙句、秋の山の句を読んで下さりありがとうございました。
「哀楽」、そうですね。
喜びも、悲しみもですね。
ありがとうございました。
ところで、昨日もなおさんへコメント入れてあるのですが、最後尾に流されてしまった様です。あらちゃんさんへのコメントの中の「十五より」がいいなあと思って。
またよろしくお願い致します。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

なお様こんにちは
拙句「一枚の」にコメント下さりありがとうございます。
少し茅舎を意識して詠みました。
ご提案の「外風呂」良いですね!
紅葉がより引き立ちます。
バランスも取れますね。
いつもご意見ご提案ありがとうございます。
感謝しております。
御句ですが佳いと思います。
「長柄の傘」も良いですね。
秋時雨は降ったりやんだりしますので、「たたむ」でよろしいと思いました。
「けり」も問題ないと思いますよ!

点数: 3

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

なお様、こんばんは。
うーん、またわかりやすそうで難解な句を(笑)出されましたね。

「長柄の傘」…辞書によると「貴人などにさしかけるため、柄を長くした傘。 のちに、遊女が揚屋・引き手茶屋などへ往来するのにも用いた」。
そういう特殊な傘なのか、それともいわゆる普通の(折りたたみではない)雨傘ということなのか。
コメントを見る限り、後者ですかね。前者だと迷子になりそうなので、とりあえず後者で鑑賞しました。
「たたんだ」のですから、それまでは傘を差していたわけですね。

①降ったり止んだりする秋時雨。気づいたら雨が止んでいたので、ハッとして傘をたたんだ。
→まあこれが素直な読み方で、矛盾もなさそうです。しかしなおさんなので、こういう本命の読み方は外してきそう(笑)。

②今は雨に濡れたい気分。傘を閉じて濡れて歩こう。
→これなら「秋の雨」の方が良さそう。

③家か店など、屋根のある場所に到着したので傘をたたんだ。
→悪くはないけど、これで傘を中心に描写するのは若干違和感が…。

④小雨の中、屋外のステージか何かに出演するため、出番までは傘を差してスタンバイしていたが、いよいよ出番になったので傘をたたんでステージに上がった。
→こういう特殊なシチュエーションを詠むなら、もう少しヒントが無いと強引な気がする。

…とここまで考えて、やはり肝はわざわざ「長柄」と強調したところにあるのかなと。
折りたたみ傘などではない、長柄の雨傘でないといけない理由があるはず。
ということで、これは有名な「おじさんのかさ」のイメージではないか!?と考えました。

⑤誕生日か何かで買ってもらった、柄の長さが特徴の傘。使うのが楽しみでいつも持ち歩いていた。
ある時、突然の雨。初めて傘を開いて使ってみた。雨はすぐに止んだので傘をたたんだが、雨粒に濡れた傘を見て幸せな気持ちになった。秋時雨よ、ありがとう。

これでどうだ!!
たぶん違いますね…失礼しました。

点数: 3

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

なおさんこんばんは。
お世話になります。
御句読ませて頂きました。
「長柄の傘」と秋時雨、そこから想像出来るのは、私は誰か高貴な人の行列を思いました。
あるいは、花魁とかの。
もしそうだとしたら、時雨と相まって風情のある光景なのですが、、、
そこから先が分かりません。
「たたみけり」だから作者が長柄の傘を持っていることになります。そんな行列で作者は何をしているのか??
現実的に考えれば、長柄の傘と言うのは、ただ柄の長いだけの普通の傘なのか?
さあっと降って止んでしまった雨。無用の長物となった大きな傘を、作者は少し後悔しているのだろうか?
すみません。やはり分からないです。
句意が分からないので「けり」が良いかどうかも?です。
役立たずのコメントで申し訳ありません。
ご笑納下さい。
よろしくお願いします。

点数: 2

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 もんこ

句の評価:
★★★★★

なお様
いつもありがとうございます。
「羽たたむ」の拙句にコメントいただいた「貌」については蝶の貌に特別な表情を見出したみたいな意図があったのですが、やはり人の意見は聞いてみるものですね、「秋の蝶」の方がスッキリします。
なお様からいただいた添削句を参考にして自分が感じた「されるがまま」の瞬間を思い出して句を詠んでみたいと思います。

御句
秋時雨の季語のしっとりとした侘しさと長柄の上品さの対比。
しかも「たたむ」のですから。
これが秋時雨に対する動作としてどう響くのか?
やり過ごすのか?それとも秋時雨の侘しい一滴の美しさを味わうのか?

響きそうな感じはするのですが、詩的景が浮かびません。

秋の美しい紅葉を素敵なご婦人と見ている、止みそうで止まない秋時雨、ご婦人に差し掛けた長柄の傘からは、少し冷たい雫。
ご婦人が肌寒さを感じているだろうと、通りかかったタクシーをとめて、ご婦人を乗せる。
なお様はタクシーを見送り長柄の傘をたたむ。

というか、なお様は傘をたたんで一緒にタクシーに乗ってご婦人を送った方がいいですね。
このご婦人とはどういう関係なのだろう?

きりがないので止めます。

なんだか申し訳ありません。

またどうぞよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

なお様。落花生の句へのコメントありがとうございます。

ロングバーの床の殻は、流儀として、有名です。
あるドラマに熱をあげ、聖地巡礼をしてきた、ワンシーンの句です。
鈴木京香になったつもりで作りました。
積もりゆくは、時間の長さとどんどん気持ちが高まってゆく気持ち。
落花生は、花が落ち、地中で実を結ぶ、つまり、秘密の恋。誰にも知られぬ恋ということです。そんなことまで考えられませんよ
と、思われるのは、想定内です。
こんなん、俳句やないと言われても仕方ないと思っています。それでも、遺しておきたかったのです。
雰囲気を伝えられただけでも、幸せです。
なお様に感謝いたします。🙏ありがとうございます。

点数: 2

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 ロミ

句の評価:
★★★★★

なお様 こんばんは。
ありがとうございます!

山歩きされるのですね!森林浴も兼ねて気持ちが良いですよね。
山菜や、珍しい花や、ビックリするような虫や…沢山の鳥の声、そしてかもしか…。
他の動物たちもじっと息を潜めてどこからか見つめているかもしれませんね、なおさんのこと(笑)

「眼通力」そうですね、ヒッチ俳句さんにも造語っぽいかもと。やっぱり俳句には合わない言葉でしたね。気をつけます!

「見透かされ」は本当に私の気持ちが溢れてしまっています(汗)
かもしかさんに「今のお気持ちは?」なんて聞けるはずもなく…

光景を、見たそのままを描写ですね。
素直に!私の気持ちを入れないように。

提案句、ありがとうございます!
「吾子」は自分の子どものことで、「吾」は自分ですね。

見つめられて自分の背筋がピンとする感じ、
ほんの一瞬時が止まったような感覚…
で「凛とする」と「時止まる」の言葉が出てきました。
でもまだまだ考える余地ありですね!

ありがとうございました。
よろしくお願いいたします!

点数: 2

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

なお様。勉強させていただきます。
今まで雨が降っていたのに、気がついたら、やんでいる、長柄の傘を慌てて畳む。
こんな感じでしょうか?
そうでないと辻褄があわないなと思いました。
なお様が言われるように、なぜ、たたむ?になってしまいます。をりにしたいところだけど、けりにしたのは、あ、やんでいることに今、気がついた。ということだと思うのですが?
小雨だから、音も聞こえないし。
的外れなら、ごめんなさい🙏

点数: 1

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

なんか知らん感じるところがあります。長柄の傘をたたむのは何故、想像します。「たいした雨量ではないのかな」、「どんな傘かな、どんくさい太い固い柄の傘かな。とにかくたいした雨ではなさそう」

いいですね。

点数: 1

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

なお様、今晩は!お世話を掛けております不尽です。
長柄でも、折りたたみ式でも、傘は、たたむ、で良いと思い、いや、たたむです!お間違いありません。更に、「けり」で良いと思います。
新参者が申し上げるのには、かなり、勇気?が必要ですが、敢えて申し上げますと、「秋時雨」の季語の本意が、正直、余り感じられませんでした。
不遜な感想を申し上げました。
失礼致しましたm(_ _)m。

点数: 1

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「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

なお様、お早うございます。不尽です。
本拙句へのご指導、有難うございます。
私としては、「一頭」を強調したかったのですが、なお様ご指摘のとおり、不要であった、と思います。この四音、何と勿体ないことか!
風の二音を入れたかったのを削しての「一頭」でしたが、独りよがりで、誤解を招くことにもなってしまいました。
ご指導に感謝致します。
重ねて、誠に有難うございますm(_ _)m。

点数: 1

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