俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

深き夜のエントランスの茸かな

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

兼題「茸」のボツ句なのですが、いろいろ考えすぎている句です。
「これではちょっと・・」と思えると思うのですが、
どこが「これではちょっと」なのか、教えてください。

最新の添削

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 なおじい

イサクさん、こんにちは。
再訪です。

めでかやさんがイサクさんのもう一つの句のほうにコメントしており、「最新の添削」として載っています。私が続けてコメントすると、めでかやさんが最後尾に移ってしまって目立たなくなるので(笑)、別の句にコメントしています。

イサクさんはこのサイト、もはやご覧になっていないかもしれませんが、N俳特選に続き生活の地選おめでとうございます。さすがです。ご活躍を知ると嬉しくなります。

イサクさんが居なくなってから、寂しい空白感がずっと続いています。私も頑張ってはいますけどね…。

たまにでいいですから、投句しなくてもいいですから、「元気だがや〜」(笑)とかだけでもコメントくださいませんか。お待ちしてます。

句の評価:
★★★★★

点数: 4

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんにちは。
拙句「スーパーの」にコメントと、提案句有難うございました。「スーパーと書かずにスーパーを」勉強になりました。

御句拝読しました。これは難しい。皆さんおっしゃっているように、なぜエントランス?入り口ではいけないのか?

私の解釈はこうです。
その1:深き夜は死のことで、茸は毒キノコです。要するに、毒キノコが死の世界への入り口、というような。
その2:エントランスはホテルです。ホテルの入り口付近で物産展をやっていて、茸を売っているのです。

全体に、「深き夜」と「エントランス」というカタカナ語と「茸」の取り合わせがわかりませんでした。

点数: 3

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

お久です!(ここではw)

「エントランス」と「茸」がちょっと離れていて、読みに迷いが生じました。
「エントランス」と言われると、どうしても、タワマンとかホテルとかそういったものをイメージしますが、そこに「茸」があるという特殊な状況。だが、「深き夜」とあるからそうではなさそう。深き夜の入り口ということだろうか?と思ってみても、「深き夜」というのがどんなところなのかが曖昧でイメージができない。「茸」だから、夜の森とかなのかなぁと思って見ますが、「エントランス」だしなぁと。

せっかくなので、「エントランス」と「茸」という不思議で面白い取り合わせは活かしたいですが、この結びつけにもう一つ説得力がほしいかなと思いました。

茸生ゆ此処は闇夜のエントランス (字余り)
難しい。。

点数: 2

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんにちは🌞お世話になります。
さて、御句。
わたしも、全没でしたが。入選句を読みました。
感想のみ、ですが。
①「エントランス」
私も、近代的な建築物の「入り口」を思います。
前から読んで、深夜の、ホテルなどの「入口」を思い、そして、そこに、「茸」と提示されても、そういうところに、「茸」ある?と思ってしまいました。
「意外性」と「共感性」と言いますが、季語と12音が、かなり離れ過ぎていたのではないでしょうか。
②「エントランス」について
イサクさんのことですから、いろいろ考えて、この措辞を選んだと思いますが。
あの「言葉の経済効率」ですか。「エントランス」6字もありますが、それに見合うだけの「詩となる元」が、この措辞に含まれているか。勿論、他の言葉と組み合わせによって、「詩」は生まれますが。
③12音と季語「茸」との関係について
「茸」についての「五感とイメージ」の少なくとも、どれか一つの要素が、12音に見出されないと感じました。
今後ともコメント、ご指導宜しくお願いします。

点数: 2

添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

すいません。追記です。
①から③は、素直に読んだ感想ですが。
④それを超えて、「茸」と「闇夜」あるいは「黄泉国」などとの関係を意図されていたのであれば、
「エントランス」が、マイナスに働いたのではないでしょうか。この措辞によって、どこか「おしゃれ感」が出たように思います。
よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

イサクさんの名句いつも拝見させていただき、生意気にも目標にと思ったりしています。

最近そうなんだろうと、分かるようになって来たのは、俳句は①写実②詩情、そしてイサクさんは②のステップをみごとに折り込んでいらっしゃるのだと。

せっかくの機会を与えてくださったのでちょっと考えて見ました。上記の①②のほか何があるのかな。しょせん人の評価である以上、見た目、響きそんなものまでも影響するのかもしれません。

そこでもっとも単純、素朴な感覚で、エントランスのカタカナ文字の見た目なんでしょうか。俳句の絵画性、音楽性と言うのもあるのでしょうか。

失礼しました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

ババ句コメント&句会ありがとうございました
入選句は笑いを狙いにいっただけだったので
先生がそれに応えて頂き嬉しかったです。
御句、皆さんと同感なので省きますが
茸をどうしたかを詠むと光景が出るのかなと
思いました。

茸買うエントランスに深き夜
茸食うエントランスに深き夜

季語動くな~。すいません。
またよろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、葉月庵郁斗さんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめましてケントと申します。怖いもの知らずでコメントさせて頂くことお許し下さい。
貴句読ませていただきました。
これと同じような光景を私のような俳句素人が詠めば、
夜の更ける玄関脇の茸かな
とこんな風が精一杯です。
ここから、いかに詩情を膨らませて行くかだと思いました。
そこが今の私の課題と思っています。
作者は深夜に帰宅したことを、
まず「深き夜の」とすることで
中7下5の内容に何か深い意味をもたせようとする意図を感じました。次に「エントランス」ですが、これは一般的にはマンションとか公共施設など比較的大きな建物の入口を意味し、大抵は明るいイメージです。もしその建物がポツンとあるのなら
深夜(周りは真っ暗)との対比でエントランスが浮かび上がったのかも知れない。次にエントランスは普通に考えるとコンクリートかアスファルトで覆われているはず。そこに「茸」は考え難いと思いました。
ただ常識を外れたところに詩は生まれるのかなとも思い勉強になりました。
長々とつまらない感想でした。
申し訳ありません。
平凡を脱し、句に少しでも「詩」を生みたいと願い四苦八苦中の俳句素人の感想でした。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、ケントさんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます💫

御句。できている句だと思います。アパートよりはもう少し大きいマンションでしたが、イサクさんの言う光景はイメージできました。
ならなぜボツだったのか。これではちょっと、なのは何か。
たしかにどこに生えても茸なのですが、あまり秋だなあという感慨が私にはわかなかった。これかなあ?人の詠まないところを分け入った結果、あれ?この季語って本来は?ってなること、げばはよくあるですー。

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

イサクさんこんにちは。
夜長の句へのコメントありがとうございました。
専門用語の是非や語順などの解説、とても勉強になりました。

御句
何人かの方のコメントにもありますが、エントランスと茸の取り合わせですね。
オリジナリティがあるのは間違いないですが、どう読み取るかで迷いますね。
エントランスに茸が生えているのか、それとも売っているのか、茸がどのような状態なのかが私には浮かんできませんでした。
しかも時間帯が深夜ですからね。何か不穏な空気が漂っているようにも感じます。

・『茸生ゆる深夜のエントランスかな』
・『エントランスに茸売られている深夜』

もうちょっとじっくり考えてみます。

またよろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、つちや郷里さんの俳句の感想を書いてください >>

「深き夜のエントランスの茸かな」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんばんは。
固さうな梨...の拙句に御意見ありがとうございました。
二つ以上の梨と言われて初めてなるほどその通りだなあと気づかされました。
最初は、かさかさの皮よ瑞々しき梨よ としてみたのですがなんか違和感があるなあと
思って考えた末にあのような形になったので一つの梨です。あえて言えば真二つに切った絵は頭の中にありました。今回の学びを生かしてまたいつかリフレインの句を作ってみます。

御句。難解ですが、虚子の菌の句のような妖しい雰囲気が漂っていて一枚の絵として見ると意外といいんじゃないかなと思います。
ちょっと怖い話ですが、人類滅亡後の廃墟となったマンションの夜の景とかだと、エントランスに茸もありえますね。とすると作者は地球最後の人間?宇宙人?
・丑 三 つ の エ ン ト ラ ン ス の 茸 か な
またよろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、ちゃあきさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

蕣と明けの明星交信す

作者名 藤井茂 回答数 : 4

投稿日時:

くるまる日かぶる日もあり毛布かな

作者名 いなだはまち 回答数 : 6

投稿日時:

涅槃なす鈴鹿七峰眠りをり

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『深き夜のエントランスの茸かな』 作者: イサク
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ