「冴え返る廊下にひびく杖の音」の批評
回答者 イサク
再訪します。
投句先の条件で「春の季語」など指定のある場合は仕方ないと思います。
また、自分のこだわりで「春だから春の季語」と縛って作る場合もあると思います。
そうでない場合、別の季節の俳句を詠んではいけないのですか?という質問ということでいいですか?
おかえ様は、別の季節の季語を詠んでもいいと思っていると思います。
(実際に「寒卵」の句を投句してますし)
それがまず、答えのひとつめになると思います。
で、
「季語が動きそう」という言葉を聞いたことないですか? 大雑把な意味で「俳句の内容的に、もっと適した季語がありそう」という意味です。
御句の場合、春の季語「冴返る」よりも、かこ様提案の冬の季語「冴え冴え」の方が似合いそうな内容だと思いました。これはおそらく「寒い」という意味を強く持って「冴返る」を使ったからだと思います。
(これは、俳句の内容が少しでも(一文字でも)変われば「冴返る」の方が合っていると思う句になるかもしれません)
「絶対に春の季語で作ります」という意志がもしあるならば、季語を変えてみるか、他の部分の内容を変えてみるか、という推敲もできると思いますよ。
たとえば
・杖の音のひびく廊下や寒戻る
・杖の音の廊下の灯り冴返る
点数: 1
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ホラーっぽい句になってしまいました😵
今の私の現状です!こちらはまだまだ寒の戻りも強く、特に夜中にトイレに行く時に冷たい床に杖の金属音が響いて、一層冴え冴えします。