「芒きらきら新幹線が速すぎる」の批評
回答者 なお
土谷海郷さん、こんにちは。
俳句ポスト中級者並選おめでとうございます!海郷さんのお名前を見つけて、ホント、「おっ」と喜んでしまいましたよ。
さて御句拝読しました。いい句ですねー。
この句の良さは、「これでは新幹線に乗っているのか、見ているのかわからんではないか!」ということではなく、「これなら、新幹線に乗っているとでも、見ているとでも読めますね♡」という点にあると思います。
要するに、光景の浮かぶ要素を提供して、あとは読み手の想像に任せるという、読み手もそれぞれに楽しく想像の世界に入っていける、佳句だと思います。いいなぁ。
型も、私であれば、
・芒きらきら速すぎる新幹線
とかにしたかも。しかし原句の「AがBである」という俳句としては意外な構成のユニークさが失われて、いかにも俳句的になり、面白くないかもしれません。
やりましたね、海郷さん!
点数: 2
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今週から俳句ポスト兼題「芒」の結果発表が始まりましたね。
中級者以上コースデビュー作となったこちらの句は並選でした。
以前、西九州新幹線開業を祝し句をこちらのサイトに投句しましたが、この句は実際に新幹線に乗ったときの実感を詠んでみました。
今考えれば、新幹線から見ている景色なのか、新幹線自体を見ているのかわからないですね。
あとは素直に実感を書きすぎたかな。
「芒きらきら新幹線の車窓より」みたいな感じの方が良かったかな。
ひとまず中級者コースデビューで全ボツを喰らわなくてよかったです。
次回はもっと上を目指したいです。