俳句添削道場(投句と批評)

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紺碧の海振り向けば冬の山

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「東西北は…」にコメント有難うございました。今一つ上手くなかったです。よし造さんのように詠みたかったです。
本句もイサクさんの「古里のどちらを見ても冬の山」に共鳴して作りました。山が海に迫る日本の風景です。ご意見よろしくお願いします。

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 長谷機械児

なおじいさん、「堀端」句等の添削ありがとうございます。

御句について。

他の方のコメント等も見つつ、暫く考えていたのですが、「振り返れば」という動作を中心に据えて、海と山を対峙させながらも、季語は「冬の山」にする…というのは、難しいのではないかと。

 冬の海振りさけ見れば冬の山

などという盛大なる季重なりのヤジロベエみたいな句しか思いつきませんでした。

自分の存在を入れて海と山の位置関係を描く一句、自分の存在を消して山が海に迫る感じを描く一句、と二句に分けるのが良いかと思います。

そういう分けた改作を置いていきます。

 大海を望む我が背に冬の山
 荒海を封ずるごとく冬の山

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・文法的な指摘ありがとおうございます。私は文法は超苦手(軽視も)なので、例文チェックで妥協しています。「響きけり」が圧倒的に多いですが、「響けり」もあり、藤村、鴎外も使用しているようです。ご寛大を願うということかもしれません。ありがとうございました。なお、響くがあるので音を入れると重複表現になりそうです。
御句・・「振りむけば」の措辞、使いやすくいいですね。実景ですし、青と白の対比も効いていると思います。冬の海の色を強調したくなるのも分かります。ということで私はこのままでいい句と思います。
ただ季語が従の位置になっているという指摘も分かります。例句もほとんどが、振り向けばの前の上五に季語を置いています。但し、この句の場合冬の山を上五に置くと、実景から離れてしまいますね。

点数: 1

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

冬だからこそ「紺碧の海」(夏はもっと色が浅い?)かもしれません。
「冬の山」は「夏の山」にすると景も季節も変わります。
なので必ずしも季語が動くとは思わなかったのですが、

私の疑問は、海と山の間にわざわざ「振り向けば」と作者が自己主張しているのはなぜかなー???と。
そのために「海の近くに山がある」という主張が目立ってしまい、「冬じゃなくてもいい」ということになってしまいます。

・紺碧の海に寄り添ふ冬の山

「振り向けば」を使うならば後半が強調されますので、「自分が見つけた発見」が来ることが常套手段のようです。なので過去の句では、上五で先に季語で季節と風景を見せているのかな?
ご参考まで・・・

秋あざみ振りむけば海きららなす/野沢節子

・冬の山振り向けば海○○○○○(しづかなる、暴れをる、ただ碧く、など・・・)

点数: 1

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

まず結論として、この句はあまり頂けませんでした。
大きく問題だなと思ったのが、「海」「山」二者の言葉の比重がやや海の方へ傾いている点です。最初に「紺碧の海」の映像をバンと持ってきて、振り向くという動作を挟んでの冬の山…。季語を立たせる手段は他にないでしょうか。
「冬の山」も季語として動きそうです。この場所において、海から振り向けば山があるのは冬だろうが夏だろうが同じでしょうから、冬の山でなければならない何かが欲しいです。

実景の素直さは出ていますので、もう一歩踏み入った冬山の観察を出来ればまた違った詠みが出来るかなと思います。

点数: 0

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冬の山紺碧の海振り返る

回答者 翔子

句の評価:
★★★★★

なおじい様
紺碧の海大好きです。宜しいですね。私は幼い頃、一度だけ、一番近くは薄いエメラルドグリーン、中ごろは濃いエメラルドグリーン、遠くは紺碧の海、という光景を見た事がございます。たぶん下田辺りとおもいますが、記憶が不確かで何処であったのか?もう一度行きたいです。それから、青いソーダ水の中にアイスクリームを入れたら、グリーンのクリームソーダになった記憶が…。何だったのでしょう?話がだいぶそれました。すみません。美しい光景が目に浮かぶ句です。手直し句、景色が反対になってしまいました🙏💦申し訳ございません。

点数: 0

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

こんにちは、いつもありがとうございます。「」の件、了解です。(^.^) さて御句についてですが、イサクさんの句は古里の景色であるという点で、伝わって来るものが御句とは違うのかなと思います。あとは秋沙美さんのご意見に賛成です。美しい光景だけにちょっと残念な気がします。また、よろしくお願いします。

点数: 0

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句。海は青いのに山は冬ざれてる、という対比は好きですけどねー。
コメントからいただいて、
碧海へ捩ぢ寄る如く冬の山

点数: 0

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 中村あつこ

句の評価:
★★★★★

 こんばんは。
いつもありがとうございます。
拙句「合格」は、ご指摘の通り、知らせるメールでは意味が重なりますね。
 窓の外は青空に雲だったので、そのまま冬の雲にしましたが、推敲が足りませんでした。

点数: 0

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「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、おはようございます😊
いつもコメント頂きありがとうございます。
「紺碧の」が良くありませんね。慶応の校歌が頭によぎります。
皆様がたの批評を読みましたが、私なりの改変をして、
「深き海振り向けばそこ冬の山」
とか… (三段きれ!?)
「紺碧の」は嫌ですね…

また宜しくお願いいたします😉

点数: 0

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