「紺碧の海振り向けば冬の山」の批評
回答者 長谷機械児
なおじいさん、「堀端」句等の添削ありがとうございます。
御句について。
他の方のコメント等も見つつ、暫く考えていたのですが、「振り返れば」という動作を中心に据えて、海と山を対峙させながらも、季語は「冬の山」にする…というのは、難しいのではないかと。
冬の海振りさけ見れば冬の山
などという盛大なる季重なりのヤジロベエみたいな句しか思いつきませんでした。
自分の存在を入れて海と山の位置関係を描く一句、自分の存在を消して山が海に迫る感じを描く一句、と二句に分けるのが良いかと思います。
そういう分けた改作を置いていきます。
大海を望む我が背に冬の山
荒海を封ずるごとく冬の山
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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こんにちは。前句「東西北は…」にコメント有難うございました。今一つ上手くなかったです。よし造さんのように詠みたかったです。
本句もイサクさんの「古里のどちらを見ても冬の山」に共鳴して作りました。山が海に迫る日本の風景です。ご意見よろしくお願いします。