秋の暮ウイルス研究所は街中
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 秋の暮れ街のウィルス研究所
和光様、お世話になります。
御句ですが、他の方も指摘なさっているように、このままだと単なる報告の域を越えないように感じます。和光様が何に心を動かされたのか、そこを描くことが必要かと。
例えばですが、「ウイルス研究所」が「街」にあることに驚かれたのでしたら、ほんの少し語順を入れ替えるだけです。
例)秋の暮ウイルス研究所は街中(まちなか)
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 秋の暮れ街のウィルス研究所
和光様、お世話になります。
御句ですが、他の方も指摘なさっているように、このままだと単なる報告の域を越えないように感じます。和光様が何に心を動かされたのか、そこを描くことが必要かと。
例えばですが、「ウイルス研究所」が「街」にあることに驚かれたのでしたら、ほんの少し語順を入れ替えるだけです。
例)秋の暮ウイルス研究所は街中(まちなか)
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 公園に裸婦のびやかに秋晴れに
いなだはまち様、「新人戦」の拙句へのコメントありがとうございます。短いフレーズから、あれだけの情景を読み取れる力。いなだ様の底力を垣間見た気がしました。
さて助詞「に」ですが、私が思うに、あまり場所っぽくないもの、もしくは置き物っぽくないものに「に」を付けた方が、散文的でなくなる気がします。
手前味噌ですが、私の俳句ポストにおける過去の人選句です。私の言いたいこと、伝わるでしょうか……
・キャンバスに香も描かんと胡桃割る 兼題「胡桃」
・うらうらに劇物ラベル瓶の列 兼題「うらうら」
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: ピストルの空に向けおり紅葉燃ゆ
ゆめこ様、お世話になっております。
初心者の方と見受けますが、まず俳句の基本の型”取り合わせ”を学んだ方がよろしいかと存じます。一番やりやすいのは、季語
を含む五音+そのほかの措辞十二音です。御句でしたら、「紅葉+降る」で五音、そして残りの十二音を考えます。
また御句の紅葉「燃ゆ」は、やや手垢のついた表現ですので、よほど理由がない限りは避けるのが定石です。それと「ピストル」だけだと、運動会のような競技なのか、それとも本物の拳銃で事件現場なのか、ちょっと伝わりづらいので、状況を明記した方がよいかと思います。
例)スタートのピストル空へ紅葉降る
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 秋時雨いつも思ふや靴買おふ
鳥越暁 様、お世話になります。
中七の「いつも思うや」がすっきりしない理由は、”思う”の箇所だと思われます。下五の「靴買おう」で、思いは述べられているので、あえて書く必要はないかと。
また”いつも”も説明的で、気になります。いつも思っているのだと分かるように、言葉を工夫する必要がありそうです。
例)今日こそは靴を買おうか秋時雨
点数: 3
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 散歩道階調のもみじ楽しけり
おはる様、お世話になります。
私は”階調”という言葉は、おはる様のオリジナリティですので、削る必要はないと思います。ただ「散歩道に紅葉」という発想は、いかにもありがちなので、もう少し場所を具体的に書いた方が良いように感じます。
例1)足元が階調となる紅葉降る
例2)紅葉降る階調となる駐輪場
点数: 2
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