俳句添削道場(投句と批評)

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父の墓見つけて気づくななかまど

作者 ぐお  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

父の墓を建てる事も遅れてしまったコロナ禍で、もう秋になってしまった事を申し訳なく思っています

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「父の墓見つけて気づくななかまど」の批評

回答者 なおじい

ぐおさん、こんにちは。
御句、気になっていながらコメント遅くなって申し訳ありません。

私、すごくお気持ちがわかるのです。ぐおさんはお忙しいのでしょう、あまり頻繁にはお墓参りに行けないですね。「見つけて」にその気持ちが表れていると思いました。
また、この度は、お墓参りがすこし遅れて、本来はまだ夏のなごりがあるうちに来ようと思っていたのに、「思いきり秋」というような季節になってしまったのですね。ななかまどに「気づいた」という言葉でそのお気持ちがわかりました。
ななかまどは、秋が深まると、本当にキレイな紅葉となりますが、その他の季節は特に目立つわけでもありませんから、お墓の脇に植わっていたのに気がつかなかったのでしょう。しかしこの度、秋のお彼岸にもお参りできず、ようやく来ることが出来て、お墓を見つけたら、「おお、ななかまどが真っ赤だ、すごい」となったのではないでしょうか?

その情景はわかります。というか、皆さんおわかりですが、俳句として詠み込むと、さすがに重複感があるとのご指摘ですね。それは私も思います。
私は次のような提案句を置かせていただきます。

・父の墓無沙汰を詫びて七竈

こういう、自分の意思の表明はまずいかもです。であれば比喩描写で、

・父の墓覆ふがごとき七竈

七竈(ななかまど)の名前の由来、ご存知ですか?

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★★★★★

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「父の墓見つけて気づくななかまど」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、父の墓を見たら、ななかまどがもうなっていて、ああ、もう秋やんと気づいたということなのかなと思いましたが、
父の墓を見つけたのか、ななかまどを見つけたのか?というところと、
そもそも、「見つけた」から「気づいた」から句を詠んでいるはずなので、まるごと中七を別のものに置き換えられそうな気がします。光景を見ていないので、何を詠みましょうか?墓の様子なのか、どんなななかまどだったのか、なのか、いろいろ工夫できそうです。ご検討ください(^▽^)/

点数: 1

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「父の墓見つけて気づくななかまど」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

げばげば様、久田様と同じく、中七が他の言葉でも「ななかまどを見つけた」のは伝わりますので、例えばという提案句を置いていきます。

・父の墓脇にひそりとななかまど
わかりやすいように、わざと安直な言葉を選んでいます。他の言葉・表現もご検討ください。

点数: 1

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