俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削最新の投稿順の16ページ目

「桶の中ぬばたまの夜氷解く」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 桶の中ぬばたまの夜氷解く

春亀様、こんにちは。拙句の批評ありがとうございます。

この句は、かなり実験的に詠みました。普通なら、何かの始まりを詠む時は、「梅」より「さくら」の方が合っているのですが、あえて「梅」で詠んだ時にどのような変化があるのか、試したかったのです。

私としては、「梅」とすることで、もっと奥深さが出せるのではないかと期待したのですが、他の方の批評を読み比べていただけると分かるように、開花時期はバラバラ。ここで読み手を混乱させてしまうということは、この取り合わせは良くなかったのかなと思います。

もう少し勉強する必要があるようです。ご意見、参考とさせていただきました。

点数: 1

手で作るきつね春月が美味そう

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 春月を食べる狐や親子の手

春亀様、こんにちは。御句ですが、かこ。様と同じく、私も「春月を食べる」という比喩が分かりにくいと感じます。

しかし、発想は面白いと思いました! 

そこで、「手で作っている狐」が「春月」を”食べようとしている”ということが伝われるように添削してみます。食べようとしている、つまり春月が「美味そう」ということではないでしょうか。また、「親子」と書かなくても、手でキツネや犬を作るのは、自然に子供の姿が浮かびます。いかがでしょう。

(添削例)手で作るきつね春月が美味そう

点数: 1

肩幅の本屋におでんの香りかな

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 肩幅の本屋に香るおでんかな

かこ。様、こんばんは。
「肩幅の本屋」という描写、すごく好きです! 街の本屋さん、確かに肩幅くらいの通路ですものね。リアリティが強く感じられます。

添削するとすれば、語順でしょうか。「おでんの香り」とした方が、本屋におでんの香りが流れ込んでくる景色となり、より自然になると思います。

点数: 1

「カラスとまる墓に白百合雨はなお」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: カラスとまる墓に白百合雨はなお

いずみ様、はじめまして。
御句ですが、寂しい場所に白百合が咲くという発想は、悪くないと思います。
しかし、「カラス」「墓地」「雨」と、季語以外のモノを詰め込みすぎてしまっているので、焦点がぼやけてしまっています。

「雨」は残すにしても、せめて「カラス」か「墓地」のどれか一つに絞った方が良いかと存じます。

私なら、白百合とカラスを取り合わせた場合、カラスが目立ち過ぎてしまうので、「墓地」にします。いかがでしょうか。

(例)ひっそりと白百合雨の墓参り

点数: 1

春寒やおでんは終了しました

回答者 南風の記憶

添削した俳句: コンビニの出汁の香消ゆる春寒し

そうり様、こんばんは。
御句ですが、「出汁の香」だけですと、おでんコーナーがなくなったということがすぐには伝わりにくいように思います(理解できないわけではありませんが、やや時間を要するということです)。

そこで、ちょっと大胆な提案をさせてください(笑)。

季節モノの販売が終わる時、コンビニやスーパーでは「○○は終了しました」という案内表示がされることがあります。この案内のフレーズをそのまま書くだけで、季語「春寒」がより生きるように思います。

(例)春寒や「おでんは終了しました」

おでん、今年は終わったのか。まだ寒いのに・・・というイメージですね。

点数: 1

南風の記憶さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

お詫び

回答数 : 3

投稿日時:

ドーナツの形の地雷唐辛子

回答数 : 7

投稿日時:

この島は流刑地だった夕時雨

回答数 : 5

投稿日時:

重ね着す捲りたくなるやうな雲

回答数 : 3

投稿日時:

この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

南風の記憶さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

断麦酒備長炭香にあらがう

作者名 Giorgio 回答数 : 2

投稿日時:

孫の顔見れば元気を取り戻し

作者名 翔子 回答数 : 2

投稿日時:

路地裏の闇矯正の恋の声

作者名 あやせえり 回答数 : 1

投稿日時:

要望:褒めてください

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ