俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の33ページ目

回廊の艶柱小春日の寺院

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 回廊の艶ある柱寺小春

こんにちは!
寺社仏閣めぐりは、大好きのおくらです。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

御坊さんて本当偉いですよね。どんなに暑かろう寒かろうと、自分の寺はピッカピカ。妥協なく磨き上げるその姿は、敬意を抱かずにはおられません💦

御句は座語がやや詰まり過ぎな感じを受けたので、破調を駆使して提案句を挙げてみました。

「艶柱」(えんちゅう)が、私の造語なので、そこの是非は問われるかと思いますが、二物をどっしりと並べたことで、「寺」の落ち着いた感じも表現したつもりです。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

霜解けのウッドデッキや湯気立てり

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 大霜やウッドデッキの湯気立ちて

こんばんは。
お憑かれ様状態から
無事帰還しました、おくらです💦

ご諫言ありがとうございました!
己が迷走してる際、止めてくれる俳友が居るのは、大変ありがたきことです。
今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

コメントを拝読いたしますと、【早朝にウッドデッキに大霜が降りた。日が高くなるにつれ、その霜は湯気を立てて、溶けていった】という句意で、作句を試みたということで、よいでしょうか?

もし、そうだとするならば、上五の切れ字が悪い方に効果を発揮しています💦

「大霜や」と始まるので、読み手はまず、「大霜」が降りている情景を強く頭に思い浮かべます。

ですが、「や」の切れ字で、文字通り場面が切られているように感じてしまい、「ウッドデッキの湯気立」をしている主体が「大霜」であることをわかりづらくしている感じがします💦

具体的に申しますと、私は御句を読んで、【一面に大霜が降りた。だが、暖房を内蔵している我が家のウッドデッキは、霜など物ともせず、湯気を立てている】という解釈をしてしまいました。

このような誤解を避けるためにはせめて、

◆大霜やウッドデッキは湯気立ちて

とするか、

「ウッドデッキ」に降りた「霜」が解けて、「湯気立」てしていることを明示するために、

◆霜解けのウッドデッキや湯気立てて(立てり)

とした方が、私はよいと思います💦

ただ、私の読力不足の可能性もあるので、一意見として、お受け取りください。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

「寅さんや焚火飛び越し源吉来」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 寅さんや焚火飛び越し源吉来

こんばんは。
寅さんフォロワーのおくらです。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

「源吉」に焦点を当てるとは、大泉様もなかなかの「男はつらいよ」ファンですね?

どんなに雑な扱いをされても「寅さん」を慕い、彼が柴又に帰ってくると、いの一番で駆け付ける「源吉」の存在は、「寅さん」の人徳の厚さを物語っています。

「焚火飛び越し」という情景は、如何にもコミカルで作品世界に沿う一場面であると思いますし、「源吉」の喜びが言外に伝わる素敵な動作であると思います!

私の気持ち悪いコメントの連発で、大泉様がご意見を求められていた、かぬまっこ様がROMに戻られてしまったのでは、と、責任を感じています…orz

今後はこのようなことがございませぬよう、度を過ぎた発言は自重いたします💦
大変に申し訳ございませんでしたorz

点数: 1

赤赤と座頭に咲けり雪の花

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 舞ひ上がる雪や敵殺る座頭市

はじめまして。おくらと申します。

恐縮ながら、御句に返歌させていただきます。

御句は「座頭市」が「敵殺る」一瞬の動きを、「舞ひ上がる雪」がまるでスローモーションのように切り取っている、臨場感のある句だと思います!

北野監督版だけは拝見したことがあるのですが、結局「市」は目が見えていたんでしたっけ? 記憶が曖昧です💦

まぁ視力があろうとなかろうと、自分が咲かせた血の華は、彼の心の眼にははっきり映っているのだろう、という提案句です。

「座頭」って、盲目の方の階級の名前なんですね。最初中七は「盲(めしい)」としようかと考えたのですが、差別用語は避けたいと調べていたら、判明しました。

大変、勉強になりました!
ありがとうございます。

折角なので、これを機に、勝新太郎版も観てみようと思います!

点数: 1

黒猫の句の解説をいたしたく

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 寅さんや焚火飛び越し源吉来

はい。出勤前のおくらです!

なんというか、自分の考えた渾身のギャグの、笑い所はココですよ、という説明をするような、気恥ずかしさはあるのですが、あえて、拙句「黒猫」の句意解説をさせていただきます!

ただ、私も平果様たちがどういう解釈をされるのかは気になるので、大泉様がご覧になられたら、このコメは非表示にしていただけるとありがたいです💦

大泉様は純潔種の黒猫を実際にご覧になったことはありますか? やつらは、想像以上に真っ黒です。アリエールでも漂白はあり得ーぬだろう、驚きの黒さです💦

そして、道、もしくは、野原に降り積もった新雪は正にその対極です! (東京の雪は排ガスのせいか、やや黒ずんで来ましたが…)
人工の白とはやはり、どこか格がちがいますね。全くもって、純白です。

そんな広げた半紙のような「雪」原に、墨のような「黒猫」が足跡を付けたら、どうなるのか? 「黒猫の足」から滲み出た「黒」が、雪の上に〈黒い足跡〉を残してしまうのではないか、と、詠み手は期待と不安の入り交じる中でその様子をうかがっていたのですが、結局、「黒猫」の「黒」は「猫」のもの、「雪」の「白」は「雪」のものであり、その足跡は「真白」でした。

拙句は、【「黒猫」と「雪」という別個の存在が確かな輪郭を持ち、簡単には、その境界線が崩れない世界の在り方】に、感動を覚えた一句です。

上手く伝わったでしょうか? 不安です💦

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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