「アポロビル件の葱の談義かな」の批評
回答者 北野きのこ
添削した俳句: アポロビル件の葱の談義かな
酔いどれ防人さん、こんにちは。
アポロビル!
私にとってはあの辺りは思い出の宝庫です。
子供の頃映画に連れて行って貰ったり…書店で参考書を買ったり…ゲームセンターで不良に絡まれたり…(笑)
この場でこんな単語に出会うとは予想だにしませんでした。
…ローカルトークに熱が入ってしまい申し訳ありません。
句の感想ですが、皆さんご指摘の通り句意の通りづらさが否めないと思います。
私の様に「アポロビル」という固有名詞に確かなイメージを抱く人間でも、「葱の談義」との距離を埋められませんでした。
私の知る限りアポロビルには葱に関連する要素がかなり薄いと思いますし…。
馴染みの無い方では尚更だと思います。
単純な関西の情報からもう一歩踏み込んで、「他の地方の人が関西にやって来た」と示す流れに持ち込むのはどうでしょう?
先の句でも提案されていた様に、東西対立(?)の様な状況を明確に伝えなければならないと私も思います。
アポロビル自体は遊戯施設や書店、飲食店などが入った総合商業施設であり、空港からのバスの発着点や鉄道駅も近い場所です。
色々な目的で訪れる人が行き交う場所なので、情景を絞り辛くなっているのではないでしょうか。
大阪に降り立ちざまの葱談義
新大阪駅あの葱談義の再燃
先述の通り、アポロビルは伊丹空港からも新大阪駅からも、まずまず行きやすい立地となっております。
近くには通天閣や仏閣、動物園も!
皆さまオフ会や吟行の際にはご贔屓くださいませ(笑)
点数: 3