「放課後の校庭姉としゃぼん玉」の批評
回答者 北野きのこ
添削した俳句: 放課後の校庭姉としゃぼん玉
かぬまっこさんおはようございます。
郷愁を誘われる綺麗な光景ですねぇ。
ただ「姉としゃぼん玉」との表記だと「姉と私でシャボン玉遊びをした。」とも
「私は校庭で姉を見ました。同時にシャボン玉も見ました。」とも読めると思うのです。
伝えたい光景がはっきりしないのも減点ポイントなのではないでしょうか。
放課後や姉と吹きたるシャボン玉
放課後や校庭には姉とシャボン玉
上記のポイントを直すとこんな所かなーと思うのですが、まだ報告句から脱していませんね…
放課後の校庭姉はしゃぼん玉
句意ががらっと変わってしまうので、添削にはなりませんが。
俳句ポストの入選作を見ていて、童謡「しゃぼん玉」の作詞者のお子さんが亡くなっているエピソードから着想した句など、シャボン玉の儚さを詠み込んだ句が多い印象がありました。
儚さに限らず、句の中で季語のイメージを捉えられているか、そのイメージを用いて詩を仕立てられているか、が大事なポイントなのだなぁと勉強できた気でいます。
(それが俳句の根本なのでしょうが)
そういう意味で一捻りが求められているのかなぁ。
末尾ですが俳句ポストの入選、おめでとうございます。
シャボン玉とスペーシアの取り合わせ!
提示されてみると相性バッチリですが、私では思い付かないなぁ…。
春の陽気の往来が目に浮かびます。
実は私も名字を「西野」として投稿していたんです。
かぬまっこさんと同じ欄に並べて、とても嬉しいです。
初めての人選にかなり舞い上がっています(笑)
次もお互い頑張りましょうね!!
(次回発表分には締切を逃して投稿できていないのですが)
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