俳句添削道場(投句と批評)

森田拓也さんの添削最新の投稿順の4ページ目

「元朝の海に分け入る御祓かな」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 元朝の海に分け入る御祓かな

腹胃壮さん

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
腹胃壮さん、今年もまた僕の基本が出来てない変な句でご迷惑をおかけしますが、
また、ゆったり、のんびりと、よろしくお願いいたします。
僕の句に添削アドバイスをどうもありがとうございます。
たしかに、たしかに、「古代語」という表現はちょっと硬くて、
読んで下さる方にイメージしてもらいにくいですね。
僕自身が、中学一年生の英語も理解できないぐらいの語学力で、
語学は通知簿がオール1でしたからね(笑)
「古き語で鳴る」とか、もっとシンプルにしたら良かったかもですね。

この句は厳寒の海を感じると同時に、やっぱり「御祓」というご表現から、
とても神聖なものも感じました。
俳句季語の使い分けや、取り合わせは、本当に楽しくも厳しいものがありますね。
季語とみなされる場合を考慮することは、俳句の魅力、面白さですよね。
素人の僕では感想しか言えないのですが、中七の「分け入る」というご表現を、
いろいろと変化させてみますと、イメージがまた変わるような気もしたんですよね。
うーん、でも、「分け入る」という静寂を感じるご表現だからこそ、
「御祓」という言葉が生きてくるんですよね。

点数: 1

「大晦日響往く鐘に何聞かん」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 大晦日響往く鐘に何聞かん

渡 弘道さん

明けまして、おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

僕の拙句なんか参考になりましたか?(笑)
どうもありがとうございます。
「新世界より」の句のご表現は、とても成功されてると思います。
「新世界より」をお聴きになりながら、年を越されるとは、
素敵ですよ。
とてもロマンティックな年越しのされ方ですね。
僕も一度だけ、バッハの「マタイ受難曲」を聴いて年を越したことが
あるんですけどね。
僕の句の魅力的な添削どうもありがとうございます。
今も、目の前の俳句ノートに写させていただいて、
読ませていただいてるんですけどね。
一羽の鶴が連れ添いを失くして、大空を飛翔しているという、
美しいと同時に、感情が込み上げてくるような句です。
どうもありがとうございます。

鐘の響きが往く、その鐘の音に人はいったい何を感じ、
そして何をどんな意味を託すのだろう、というような感覚で
読ませていただいています。
過去から、現在まで、大切な伝統として受け継がれている大晦日の鐘の音と、
それぞれの人がどう対話して何を感じ取るか。
僕はやっぱり、鐘の音を聴くと、時代を越えて過去の人と対話しているような、
過去の人の現代へのメッセージを受け取らせていただいているような、
気持ちになるんですけどね。
深い哲学的なものを感じさせていただける句ですね。

点数: 1

「新世界梵鐘如く年明ける」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 新世界梵鐘如く年明ける

渡 弘道さん

こんばんは。
「梵鐘」という言葉を調べてみました。
除夜の鐘とかも意味として含まれるみたいですね。
この句は、「新世界」というご表現もあることから、
深い神聖なものも感じました。
日本的でもありますが、何か異国性を感じる雰囲気もあり、
想像が広がる句ですね。

点数: 1

「束縛を厭はぬ恋や鉄線花」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 束縛を厭はぬ恋や鉄線花

腹胃壮さん

こんばんは。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
時には、俳句で口語も効果的に使うことの大切さを教えて下さり、
ありがとうございます。
腹胃壮さんがご添削して下さった句は、幻想的な世界で
鳥が飛翔しているイメージを深く感受いたします。
10ccも聴かれるんですね(笑)
今年も、腹胃壮さんに多くの俳句技法を伝授していただき、
感謝感謝です。
どうもありがとうございます。

この句は、恋というとても難解な人間の感情を、
なんとなくユーモラスも感じるご表現で詠まれている句だと
感じたんですけどね。
恋多き、腹胃壮さんだからこその句だと想像しています。
僕の場合はですが、独占欲がとても強いので、好きな子を束縛に束縛を重ねるような
ことをしてしまうので、恋は失敗してばっかですね。
「束縛」「鉄線花」というご表現、お言葉の取り合わせ、僕は好きですよ。
おそらく人間だけが持つ強い恋の束縛感、
相手をぐるぐる巻きにしてしまうような激しい恋の束縛感が、
とても硬質な読感の句として、読み手に伝わると感じます。

点数: 1

「本心を四月の嘘に隠しけり」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 本心を四月の嘘に隠しけり

腹胃壮さん

こんばんは。
とても、ロマンチックな句だと感じたんです。
本心という深いご感情を、四月の嘘に隠すっていうのは、
やっぱり恋がらみの句かなって思ったんですけどね。
四月っていいますと、やっぱり新しいことが始まる
期待の大きな時期じゃないですか、
その新しいことや、期待の時期というご表現に、
過去の回想の恋のことなのかな、あるいは、今現在の恋のことなのかな、
ということを句に込められた意味として考えたんですけどね。
やっぱり、詩的な句ですね。

点数: 2

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