「雛飾り出すをためらふ余寒かな」の批評
回答者 辻 基倫子
添削した俳句: 雛飾り出すをためらふ余寒かな
なお様
御句、実感のこもった句ですね。毎年きちんとお雛様を飾っていらっしゃるからこそ言葉で、「私も見ならわないといけないな!」と思いました。
このままでも通じやすくていいのですが、「雛飾り」「余寒」と季語が二つあることと「雛飾り」があれば「出す」はいらないような気がすることが気になります。
「雛飾りためらふ我を見つめる目」
ありゃりゃ、良心の呵責にあっている、的な感じの重い句になってしまいました。ごめんなさい。
また、私の句に、すてきなコメントをありがとうございました。コメントにより、「茶こしはお茶殻を出し、お茶が下からしずくするものなんだ!」と当たり前なことに今更気づきました。ありがとうございました!
点数: 1