俳句添削道場(投句と批評)

鈴蘭さんの添削最新の投稿順の15ページ目

「草の花ながされた濁流だつた」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 草の花ながされた濁流だつた

こんにちは、御句拝見しました。
難しいですね。草の花は少々観念的ですかねぇ…。さまざまな秋の花ですから、花だけ選んで流されるでもなし、流されるよりは泥に埋もれるだろうと思いますが、それでは季語が見えなくなる。どうしましょうね…。

また、「流された濁流だった」の悲愴感が非常に強いと思いました。破調もあいまって「家丸ごと流された濁流だった」くらいの悲しみがある。そのうえで、ストレートにそう言うことを避けて草の花を持ってきた印象を受けました。
流されるものを具体的にしてひとつ、いかがでしょう。

野菊みな押し流す濁流だった

別案、上記は「抗えない自然の悲愴ですが、「抗わない自然」を描くなら抜けた感じになる可能性もあります(目指されているところではないでしょうけれども)。

石榴ぽかぽか濁流に乗りてゆく

点数: 2

「薄雲の羽衣引きて渡り鳥」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 薄雲の羽衣引きて渡り鳥

こんにちは。御句拝見しました。
「薄雲」が刷毛雲ではないことと、「うすぐものはごろも」の響きが少し気になりました。「羽衣」は、稚拙とは言わずとも、隠喩で使うには雲と若干付いているかもしれません。

刷毛雲は羽衣なれや渡り鳥

「刷毛雲は羽衣なりや」(=羽衣であるなぁ)と言ってしまうと少し付きすぎる気がして、断定を弱めてみました。反語表現になる係助詞の「や」ではなく、間投助詞の「や」です。詳しくはこちらをごらんください。「羽衣だろうかなぁ」的な、疑問を匂わせつつの詠嘆…になるはずです。

https://www.shin-araragi.jp/zakki_bn/bn_10/zakki1002.htm

「なるか」とする手ももちろんありますが、渡り鳥に問いかけているようにも読めてしまうので、切りたい場合に困るかなと思い、別の道を模索してみました。そちらの方が良いとまでは言い切れませんが、引き出しとしてご参考になれば。

点数: 0

「秋麗小泉委員長やおめでとう」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 秋麗小泉委員長やおめでとう

こんにちは、御句拝見しました。削除されたというのは勘違いかと思います、見えていますよ。2ページ目にでも行ったのでは。

さて、政治家の当選に寄せた挨拶句、祝いの句ですね。芭蕉だって連歌師なのですからたくさん作ったはずです。虚子だって挨拶句には力を入れていました。この機に挨拶句について勉強されてはいかがでしょう。

https://japanknowledge.com/articles/meyasucho/02.html

俳諧自由、どんな立場の誰が何を詠もうが構わないわけです。血でも糞でも詠むことができます。ただそこに詩の良し悪しがあるのみです。もっと言うと、特にこのようなインターネットの片隅では全員が究極の詩人を志しておるわけではありません。ゆるめに交流を楽しむ人あり、詩の研鑽を積む人あり、それぞれが得られるものを得てゆけば良いだけです。相容れない人がいたらブロック機能を使ってください。

ご提案として、「小泉委員長の就任を祝して」的な前書きを置きましょう。そのうえで、どう祝意を述べられますか? 一度挑戦された以上は、頑張ってみていただきたいと思います。挨拶句を添削できるほどの力量が私にあるかはわかりませんけれども。

点数: 2

「淀川を歩いて渡る秋の空」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 淀川を歩いて渡る秋の空

渡るだけでちょっとした散歩になる広さの川なんですね。あえてそれだけの時間を取って散歩する様子をさらりと詠んで、こなれていらっしゃる。
淀川であること……に、おそらくさほど深い意味はないのでしょうが、関西の雰囲気を示す効果があると思いました。地名の力ですね。

多摩川を歩いて渡る秋の空

点数: 1

「体操の手の先の先秋の空」の批評

回答者 鈴蘭

添削した俳句: 体操の手の先の先秋の空

こんにちは、こちら拝見しました。
一見したときに良いな、と思いました。ぴんと伸ばした手の先と、秋の空が良い取り合わせだと思いました。

ただ、じっくり読んで気になったのが、この句が「体操の手の先」の「先に」秋の空がある、という意図であった可能性です。これだと説明らしくなってしまい、「体操の手の先にある秋の空」とさほど変わりません。

私がいいなと思った読み方は、「体操の手の先の先(までぴしっと伸びていることよ)」、秋の空という取り合わせです。視線の動きは先程とほぼ同じで、手の先を辿っていった先に青空が広がるわけですが、取り合わせの力を頼む方が景が広がりますね。

素敵な句をありがとうございました。

点数: 1

鈴蘭さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

花の無き辺りを蝶の諦めず

回答数 : 4

投稿日時:

天の川バンドメンバーみな老ひぬ

回答数 : 5

投稿日時:

別荘に古きコミック天の川

回答数 : 6

投稿日時:

スーパーの西瓜同士の隙間かな

回答数 : 4

投稿日時:

滝涼し飛鳥時代のはかりごと

回答数 : 2

投稿日時:

鈴蘭さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

去った人くちなしの香をただ残し

作者名 あこ 回答数 : 1

投稿日時:

確かなる竿の手応え鮎開き

作者名 雀昭 回答数 : 2

投稿日時:

弟の思いわからず寿司を食う

作者名 翔子 回答数 : 1

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ