「薄雲の羽衣引きて渡り鳥」の批評
回答者 渡部明子
薄雲の羽衣、自分には絶対出来ない表現に感動しました。渡り鳥に神々しさすら感じさせる表現だと思いました。厳しくとの事でしたが、私は俳句初心者であるためアドバイスや手直しが出来なく感想のみとなりました事をお許しください。
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作者 辻 基倫子 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 渡部明子
薄雲の羽衣、自分には絶対出来ない表現に感動しました。渡り鳥に神々しさすら感じさせる表現だと思いました。厳しくとの事でしたが、私は俳句初心者であるためアドバイスや手直しが出来なく感想のみとなりました事をお許しください。
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回答者 慈雨
辻基倫子さま、こんにちは。
御句拝読しました。今回も詩的で、素敵な句ですね。
「薄雲の羽衣」というインパクトのある措辞がありつつも、しっかりと季語が中心になっていると感じました。美しく神秘的な映像が浮かんできて、うっとりします。
「羽衣」が稚拙かどうか…実際に「雲の衣」という言葉はあるので、もしかしたらより斬新な比喩もあるのかもしれませんが、私は素敵な措辞で佳いなと思いました。
どちらかと言うと「薄雲」「引きて」ですかね…羽衣に比喩されるような雲なら「薄い」こと、渡り鳥が雲の衣を連れているなら「引いて」いること――は言わずもがなのような気がしました。
・雲といふ羽衣纏ひ渡り鳥
・一刷毛の雲は衣に渡り鳥
うーん、原句の方が良いような…失礼しました。
追伸
前の2句を拝見し、すごい句を詠まれる方だなぁと思ってみたら、色々なコンクールやNHK俳句などでも特選をはじめ、度々入選されてらっしゃるのですね!今月号「西瓜」でも…とても新鮮で面白い切り口でした。
余計な話でしたらごめんなさい。またよろしくお願いいたします。
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回答者 負乗
辻 基倫子さん、こんばんは🙇 初めまして。
「薄雲」を「羽衣」に、見立てた措辞、素敵で、軽やかだと思います。
「薄雲」だと、まんべんに広がっている雲を思ってしまうので、ここは、
「秋雲の羽衣引きて渡り鳥」
(あ、季重なり、ですかね!😅)
とかの方が、良いかなと思いました。
また宜しくお願いします。
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回答者 めい
辻基輪子様。おはようございます。
めいです。よろしくお願いします。
薄雲の羽衣が稚拙?
私も稚拙でいきます。
●薄雲のベールを引きて渡り鳥
引くという措辞がヒントになりました。
これからもよろしくお願いいたします。🙇♀️
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回答者 鈴蘭
こんにちは。御句拝見しました。
「薄雲」が刷毛雲ではないことと、「うすぐものはごろも」の響きが少し気になりました。「羽衣」は、稚拙とは言わずとも、隠喩で使うには雲と若干付いているかもしれません。
刷毛雲は羽衣なれや渡り鳥
「刷毛雲は羽衣なりや」(=羽衣であるなぁ)と言ってしまうと少し付きすぎる気がして、断定を弱めてみました。反語表現になる係助詞の「や」ではなく、間投助詞の「や」です。詳しくはこちらをごらんください。「羽衣だろうかなぁ」的な、疑問を匂わせつつの詠嘆…になるはずです。
https://www.shin-araragi.jp/zakki_bn/bn_10/zakki1002.htm
「なるか」とする手ももちろんありますが、渡り鳥に問いかけているようにも読めてしまうので、切りたい場合に困るかなと思い、別の道を模索してみました。そちらの方が良いとまでは言い切れませんが、引き出しとしてご参考になれば。
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秋の刷け雲を天女の羽衣に見立てて、その羽衣を渡り鳥が運ぶように引いて飛んでいる、という景のつもりで作りました。秋の雲の美しさと神聖さを表現したかったのですが、なんとなく「羽衣」が稚拙でしょうか?