「のど飴のなくなるまでを天の川」の批評
回答者 打浪泳人
添削した俳句: のど飴のなくなるまでを天の川
卓鐘さん、拙句<藤の花風のまにまに靡きけり>を評していただき、ありがとうございました。あなたの指摘された季語が動く問題、わたしも意識していまして、マイ句帳に書き留めたなかの疑問符の句とした句をアップして読者の添削
をあおいでみた次第です💦
御句<のど飴のなくなるまでを天の川>、「とき」の描写を「もの」に託した表現になっているので、いい具合に説明臭が薄くなっていて良いと思います。「ば」は描写を省略しても季語に「ば」の匂いが色濃いので、読者の想像で補うことができました。わたしは俳句の推敲ポイントに「もの・ば・ときのバランス」という点も重視しています。参考図書『俳句で日本を読む』李御寧(イ・オリョン)著 1983年 PHP 21世紀図書館0013 (新書サイズ)
点数: 1