「星消えし春満月のただひとつ」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
添削した俳句: 星消えし春満月のただひとつ
村井もこりさん、こんにちは
御句拝読しました
本句、星が消えるほどの光を放ち、ただひとつある春の満月の凛とした力強さがキレのある一句ですね
さて、句と詩的になる点がいくつか
まず一つ目は「消えし」の「し」の過去形
ここで過去形を使うと「過去に消えてしまったので」という感触になるので、ここは素直に現在形の「消えて」か完了形の「消えぬ」あたりでしょうか
また、現在形にしても同じですが「星が消えてしまったから満月が一つある」という因果が少し感じられます
ここは「星が消えた」ことと「月がある」ことを少し離すべきかなと思いました
星消ゆや春満月のただひとつ
もしくは虚の因果として「月の光に星が溶けてしまったよ」としても詩があるかもしれません
春月のひかりに星は溶けにけり
以上、今後ともよろしくお願いいたします
点数: 1
