俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削得点の高い順の90ページ目

「ハロウィーンカボチャだらけの街の灯や」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: ハロウィーンカボチャだらけの街の灯や

鷹司晶子さんこんにちは。
夜学の句へのコメントありがとうございました。

御句はハロウィンを季語として使っているということですね。
カボチャも季語なので季重なりになりますが、もしかしたら次の時代に「ハロウィンのカボチャ」という季語が生まれるかもしれないので、一概に否定はできませんね。

ちなみに下五の最後に「や」を置く形は評価がわかれるところですね。

季重なりにせずにハロウィンを活かして作ってみます。
・「ハロウィンに染まれる街の灯りかな」

またよろしくお願いします。

点数: 0

「芋煮会誰だプリンを入れたのは」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 芋煮会誰だプリンを入れたのは

イサクさんこんにちは。

お褒めの言葉と解説ありがとうございました。
無駄に向上心が高いのか、それとも欲深いのか、もっと上にあがれる方法はなかったかと考えてましたが、あのままで良かったのですね(笑)
実は締め切りギリギリになってパっと思いついた句だったので、投稿した後あれで良かったのかとずっと思っていたのですが、結果的には良いフレーズが降りてきた感じでした。

次回のポストと俳句生活のお題は「芒」以上に自信がないですが、もしボツになったとしても挫折を味わえるいい機会なので気楽に構えておきます(笑)

またよろしくお願いします。

点数: 0

「蔦かづら聖廃墟めく発電所」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 蔦かづら聖廃墟めく発電所

長谷機械児さんこんにちは。

私は無駄に向上心が高いのか、欲深いだけなのか、「次回はもっと上に」というのはがめつかったですね汗
反省します。

御句
「聖廃墟めく発電所」というフレーズは非常に魅力的ですが、いるかさんやイサクさんのおっしゃったことも一理あると思います。
東平という情報がほしいですが、このフレーズも捨てがたいですね。
いるかさんの添削例に一票で。

またよろしくお願いします。

点数: 0

「子を抱きてうたた寝少し照紅葉」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 子を抱きてうたた寝少し照紅葉

中野泰道さんはじめまして。
よろしくお願いします。

御句ですが、「少し」という言葉が気になりました。
この言葉は情景描写に乏しく説明感があります。
簡単に言えば、文字数合わせで使っているように見えるということです。

照紅葉という季語は美しいですね。
興味深い季語選択だと思います。

・「照もみじ子を抱きながらうたた寝す」

次回も楽しみにしてます。

点数: 0

「枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 枯葉踏み向かう寒さにさ暖愛し

キジトラさんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
よろしくお願いします。

初心者さんということですので、一つ一つおさえていきましょうか。
その前に、「寒さにさ」の最後の「さ」はなんでしょうか。打ち間違いでしょうか。
ちょっとわからないので、これは無いものとして話を進めます。

・申し訳ないんですが、句の意味がまったくわかりません。俳句を小難しく考えすぎてわからなくなってる感じだと思うのですが、ちゃんと詩として言葉を繋げることを心掛けた方がいいと思います。
・「枯葉踏み向かう」というところ、季語+動作+動作と畳みかけてる感じは良いと思います。枯葉を踏む音も聞こえてきます。
・「向かう」とあるので、どこに向かうのかと思ったら「寒さ」と来るので、ここでわからなくなります。寒さに向かうというのはどういうことなんだろうか、それとも寒さ自体が向かってきているのか。
・最後の「暖愛し」という表現ですが、はっきり言うと陳腐です。寒いときに暖かさを求め愛するのは当然ですから。
・ちなみにですが、この句は「枯葉」と「寒い」の季重なりです。「枯葉」は冬の季語、つまり寒いのが当たり前なので「寒い」という言葉はいりません。もちろん「暖」という言葉もいりません。

上記のことを踏まえると、この句は「枯葉を踏みながらどこかへ向かっている」という情報しかありません。
俳句は本来字面だけで評価するものですが、こちらのサイトは添削をしてもらうサイトなので、コメント欄にこの句はどういう状況なのか、どういう思いで詠んだのかなどを出来るだけ詳しく書いてもらうと添削がしやすくなるので、次回からよろしくお願いします。

と言いつつ一応作ってみます。
・『待ち合わせ場所へ枯葉を踏みながら』
待ち合わせ場所という情報を加えるだけで、読み手は勝手にストーリーを想像してくれるようになります。これが俳句の奥行きです。
また、「向かう」という言葉は「へ」という助詞のたった一文字で表現できます。日本語の面白いところですね。

俳句は詩であると同時に情景描写、映像描写です。
季語のまわりで何が起きたか、または季語がどういう状態かを十七音で描写するものです。
それを踏まえてまた挑戦してみてください。
次回作楽しみにしてます。

点数: 0

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