俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の48ページ目

「晩春や父の書棚の星の砂」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 晩春や父の書棚の星の砂

げばげばさんこんにちは。
拙句へのお褒めのコメントありがとうございました。

御句ですが、「の」or「に」で迷うのはあるあるですよね。
「に」は「〇〇に『ある』」という感じのニュアンスになり、やや散文的、説明的な匂いがする反面、強調する働きもありますよね。
「の」はさりげなさがあり、迷ったときはこちらを選択すれば間違うことはないですね。

これは詠み手の伝えたいニュアンスで選択すればよいと個人的に思います。
さらっと流したい場合は「の」、強調したい場合は「に」というように。
もし私がこの句を詠んでいた場合は、「の」を選択していたと思います。

またよろしくお願いします。

点数: 1

「たんぽぽの踏まれてもなほ踏まれても」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: たんぽぽの踏まれてもなほ踏まれても

おかえさきさんこんにちは。
拙句へのコメントありがとうございました。
それと、俳句生活人選おめでとうございます!
次のお題は「栗の花」という難しいものですが、共に頑張りましょう!

御句
自分を励ます一句ですね。
他の句を拝見してみても、日常のあらゆるところから自分と重なる何かを察知し、句にできる、俳句において重要な能力をお持ちですね。
私は感性が乏しいので、こういう感性を持っている人がうらやましいです。
勉強になります。
ちなみに私は、なるべく自分の見た光景を描写することに重きを置いております。

・「踏まれても立ち上がるたんぽぽひとつ」※五五七の破調にしました。

次回も楽しみにしてます。
またよろしくお願いします。

点数: 1

「春雨や勝負どころの濃いルージュ」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 春雨や勝負どころの濃いルージュ

葉月庵郁斗さんこんにちは。
俳句生活人選おめでとうございます!
激しく鳴り響くミットの音、その音の隙間に春の雨の優しい音が聞こえてくるように感じました。
「ふたりっきり」という叙述に幾分かのむなしさも感じました。
良い発想で勉強になります。

御句
これはイサクさんと同じく、説明感が強く感じました。
ただ、この発想は好きです。

イサクさんの案を拝借して
・「いつもより赤きルージュを春の雨」

添削というより改作になりますが
・「春雨に流れゆくルージュの赤し」というのもどうでしょうか

次回も楽しみにしてます。
またよろしくお願いします。

点数: 2

「砂浜や母の面影夢の中」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 砂浜や母の面影夢の中

めいしゅうさんはじめまして。
つちや海郷(みさと)と申します。
よろしくお願いします。

御句ですが、季語がありません。
また、詩がぷつぷつと切れています。

季語を入れないことには俳句として成り立ちにくいので、今回は「夢の中」というフレーズは外して、実景として添削させていただきます。
それと、「や」で砂浜を強調するのはいいと思いますが、前述のとおり詩が切れてしまいますので、助詞も変えます。

・『砂浜に母の面影春惜しむ』
・『砂浜に母の面影春行きぬ』
こんな感じでいかがでしょうか。

次回も楽しみにしてます。

点数: 0

「陽炎や折りたたみ傘或る右手」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 陽炎や折りたたみ傘或る右手

イサクさんこんにちは。
句へのコメントありがとうございました。

イサクさんのコメントを読んで、いつかコンテストで「桜蘂降る」というお題が出たときのためにとっておけばよかったかもと、少し後悔しました(笑)
実は昨年の俳句ポスト「原爆忌」(初級者コース)で入選した句は、いつかのためにとっておいた句でした。
最近、良い句ができたらこちらに投句しようか、コンテストのためにとっておこうか迷うことがありますが、こちらのサイトは添削を主とする場なので、渾身の句よりは「この句はどうだろう?」といった句を持ってくるべきですね。

御句
即吟なので、どうこういうものでもないと思いますが、せっかくなので考えてみました。
・「折りたたみ傘手に陽炎へ歩む」

またよろしくお願いします。

点数: 1

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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つちや郷里さんの添削依頼2ページ以降を見る

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