「逆富士の静謐を湛える泉かな」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 逆富士の静謐を湛える泉かな
山浦さんこんにちは。初めまして。
良い情景を詠んでいると思います。
気になったのは、中七が「せいひつをたたえる」という読み方で正しいなら、九音になっています。
字余りは人によって許容範囲が違いますが、基本的中七の字余りはタブー視されています。
御句をそのままにして、字余りだけ解消するなら
『逆富士の静謐湛ふ泉かな』
こんな感じでしょうか。
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 逆富士の静謐を湛える泉かな
山浦さんこんにちは。初めまして。
良い情景を詠んでいると思います。
気になったのは、中七が「せいひつをたたえる」という読み方で正しいなら、九音になっています。
字余りは人によって許容範囲が違いますが、基本的中七の字余りはタブー視されています。
御句をそのままにして、字余りだけ解消するなら
『逆富士の静謐湛ふ泉かな』
こんな感じでしょうか。
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 秋風のヒューヒューとカップルに
たろーさんこんにちは。初めまして。
御句ですが、この句は15音になっているので、まず字足らずを解消しなければいけません。
秋風がカップルを煽っているかのようにヒューヒューと吹いているという解釈でよろしいでしょうか。
でしたら、
『カップルをヒューと煽りし秋の風』
こんな感じでしょうか。
たろーさんのプロフィールを見た感じ、これが初投句でしょうか。
着眼点は決して悪くないので、これからの投句を楽しみにしております。
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: テストの日風邪をひこうと悩む前日
やーまさんこんにちは。初めまして。
その気持ち、よ~くわかります。
私も頭が良いほうではなかったので、テスト前はいつもビクビクしていました。
御句ですが、下五の字余りが気になりますね。
テストの前日ですから「テスト前」でも良い気がします。
仮病で休みたいということなので「仮病」を使いたいところですが「風邪」は季語なので消せませんね。
『テスト前風邪をひこうか悩む夜』
これで字余りが解消されますし、「夜」と言うことでテストの前日であることを示唆でき、「そんなこと悩む前に勉強しろよ」とツッコミたくなる句になったと思います。
ただし、実際に風邪をひいているわけではないので「風邪」が季語として成立するかは微妙なところですので、もっと上手な方の添削を待ちましょう。
着眼点は悪くないので、これからも投句がんばってください。
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 夢見るや寒さの奥の告白は
山―田太郎さんこんにちは。初めまして。
良い夢を見ている時ほど途中で目が覚めて残念な気持ちになりますよね。
御句ですが、説明を聞かないと内容がわかりませんでした。
告白の夢の途中に起床したということをシンプルに書くべきかと思います。
『告白の途中に起きる寒き朝』
こうすれば夢と書かずに夢だと示唆できたと思います。
読み手に意外性を持たせるという技法です。
・上五の「告白」で、告白している情景が浮かびます。
・中七の「途中に起きる」で告白の途中に何が起こったのか興味を持たせます。
・そして下五で「あぁ告白の夢を見ていたんだ」という意外性を持たせます。
「寒し」というのは冬の季語ですが、心理的な描写も入っていて、幸せな夢が途中で終わった儚さが伝わってくると思います。
着眼点は悪くないので、これからも投句がんばってください。
点数: 0
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 白鷺のためだらうこの朱き橋
イサク様
コメントありがとうございます。
季重なりの件ですが、あれはビギナーズラックというか、たまたま当たってホームランになったような感じです(笑)
ですが、これからも挑戦は続けていこうと思います。
御句
朱橋が白鷺のためにあるのではないかと感じることのできる感性にただただ脱帽です。
「白鷺のためだらう」ときて、「餌でも置いてあるのか」と思いましたが、それが朱橋なのかと分かった瞬間に美しい光景が浮かびました。
いつも勉強になっております。
これからもよろしくお願いします。
点数: 0
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