俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の17ページ目

「月光が仄かに照らす笹飾り」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 月光が仄かに照らす笹飾り

友也さんこんにちは。

一本足鳥居の句へのコメントありがとうございます。
説明文に書き忘れていましたが、「龍淵に潜む」の関連季語として「龍天に登る」という春の季語があります。
覚えておくといつか使えるかもしれませんね。

さて御句ですが
笹飾りと月の組み合わせはよく合いますよね。
しかし「月光」は秋の季語ですが、「笹飾り」も季語の匂いがします。
さらに言うと、「月光」と書けば「照らす」はいらないような気がします。

「が」という助詞ですが、散文的になりやすいので注意が必要です。
「が」を使うときは「〇〇というものが」とか「〇〇そのものが」という、ある程度の強い思いを込めて使うものです。
この強い思いによるプラス面と散文的になるというマイナス面を比べてみて、プラス面の方が大きい場合に使いましょう。
ちなみに「が」の代わりになる助詞は「の」です。

季重なりの対処法の一つとして、季語同士をくっつけるという方法があります。
また、コメントに「貴船神社」とあるので使ってみましょう。

・貴船神社月の光の笹飾り
・貴船神社や月光の笹飾り

一つ目の提案句は「貴船神社」を上五に字余りで置いた型です。
二つ目の提案句は五七五ではなく、七五五という定型を崩した破調の句です。

二つ目に関しては、あえて定型を崩す必要はないのですが、こういう型もあるよという意味も込めて提案してみました。
ご参考にどうぞ。

これからも俳句作りがんばってください。

点数: 1

「真空や打上花火閃いて」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 真空や打上花火閃いて

ちぇいさーさんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
久しぶりの御投句のようですね。
どうぞよろしくお願いします。

さて御句ですが
真空という言葉を持ってきたのは詩的で良い表現だと思いますが、やや伝わりにくいと思いました。

・揚花火閃く深閑の刹那

「打上花火が光ってから音が届くまでの無音の時間を詠みたかった」とのことなので、「無音」という言葉をさらに強調して「深閑」に。花火が光ってから音が鳴るまでの一瞬を詩的に「刹那」としました。
勢いと余韻を出すために「揚花火閃く/深閑の刹那」という破調の調べにしました。
どうでしょうか。

今後ともよろしくお願いいたします。

点数: 1

「宿題のまだ見ぬ中身秋立ちぬ」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 宿題のまだ見ぬ中身秋立ちぬ

イサクさんこんにちは。

拙句へのコメントありがとうございます。
さすがにあの取り合わせは難しかったですね。

御句
夏休みも半分過ぎて、まだ手をつけていない宿題を恐る恐る開けようとしている光景を思い浮かべました。
私は長崎出身ですが、長崎では9日に登校日があって、前半分の宿題をその日に提出して後半分をその日にもらうというシステムでした。
ただ、私は後半に急いで宿題を片付けていたタイプなので、この句のことがよくわかります。

いつも勉強になります。
次回も楽しみにしてます。

点数: 1

「墓参り祈り調子は蝉の声」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 墓参り祈り調子は蝉の声

駒川義輝さんこんにちは。

「墓参り」と「蝉」の季重なりです。
「蝉の声」を比喩にして、季重なりを解消しましょう。

・墓参り蝉の声めくお経かな

次回も楽しみにしてます。

指摘事項: 季重なり

点数: 0

「墓参り祈る調子は蝉の声」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 墓参り祈る調子は蝉の声

訂正前のものを添削してしまいました。
失礼しました。
同じ文を貼っときます。

駒川義輝さんこんにちは。

「墓参り」と「蝉」の季重なりです。
「蝉の声」を比喩にして、季重なりを解消しましょう。

・墓参り蝉の声めくお経かな

次回も楽しみにしてます。

指摘事項: 季重なり

点数: 0

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ご立派な蜘蛛の巣軽く引きちぎる

回答数 : 8

投稿日時:

交差する飛行機雲や夏の夕

回答数 : 8

投稿日時:

梔子や遺書なく死せし祖父の部屋

回答数 : 7

投稿日時:

夏浅し手帖は駄句で埋まりけり

回答数 : 5

投稿日時:

猫の背にハートの柄や初夏の風

回答数 : 8

投稿日時:

つちや郷里さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

汗凄し女子力はゼロ春月夜

作者名 花恋 回答数 : 0

投稿日時:

秋茄子のマーボつくりし夕餉かな

作者名 竜虎 回答数 : 4

投稿日時:

卒業子考妣に垂るる頭あり

作者名 紀州鰹節 回答数 : 4

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ