俳句添削道場(投句と批評)

ハオニーさんの添削最新の投稿順の154ページ目

「波睨み阿吽の気での若布狩り」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 波睨み阿吽の気での若布狩り

日本海側と太平洋側だと全く海は違うと言われるのですが...
私は太平洋側しか見たことがありません

「阿吽の気」という言葉は不思議な造語ですね
「阿吽の呼吸」の間違いかと疑う人が大半だと思います
阿吽の呼吸とすると、誰と誰が阿吽の呼吸なのかと二人いる必要があります
しかし、若布の収穫は一人でもやるようです

そして「若布狩る」ですが、「狩る」じゃなくて「刈る」です
入力ミスであって、間違えたと気づいている可能性に懸けたいところではあるのですが...

句意を汲むと
波睨み一気に若布刈る従兄弟
というところでしょうか

余談ですが、私の句は「三十八度線」などというドキリとする言葉が時折あるものです
しかし、「誰かと同じじゃつまらない」と突き抜けていこうとするとこのような言葉を選びたくなるし、先人の句を調べるなんてことも平気でこなせるようになっていくのです
私も「水温む」の先人の句を100句くらい見ました
その末席に入れるだけのものだと確信しています

点数: 1

「入試終え走りて報告中学生」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 入試終え走りて報告中学生

本当に「報告」です
もっといろいろ細かく描写することは出来ますが、まずは意味のない中八だけは抑えるようにすべきです
「て」を取るだけですし、なくても意味はそこまで変わりません

入試よりは受験の方がよさそうです

受験終え駆けるかの日の少女A
よくある発想でも、表現次第では抜きん出ることは出来ます
普通なら「少女かな」なんてするところを「少女A」とするところに、オリジナリティの演出が出来ます
テレビで観たことですから、もしかしたら分かるかもしれません

点数: 1

「瓦礫棲む軍艦島や鳥の恋」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 瓦礫棲む軍艦島や鳥の恋

軍艦島のように、史実的に重たく詩を生み出すのが難しいテーマでも、対比を使いこなせばイケるものだと思いました

とにかく軍艦島の重厚なイメージを強調したのですね
「や」も音数の使い方も、重たさを強める方に費やしています

これはこれでありですが、違う可能性を
季語を立てる方向で考えます

「瓦礫棲む」という比喩と、「鳥の恋」という擬人化の季語が重たいのです
「軍艦島」の重厚さを演出するには効果的なのですが、そこを抑えるには比喩と擬人化のバランスが悪いのです
季語を少し変えると解決します
そして、「や」を外すのです

瓦礫棲む軍艦島を鳥交る

擬人化の季語「鳥の恋」を「鳥交る」に変えると、鳥が求愛のために空を縦横無尽に飛び回っている軽やかさを表現出来ます
その分、さらに対比が大きくなります

鳥の恋にこだわりがあれば
瓦礫棲む軍艦島の鳥の恋
くらいで行けると思います

完全なる余談ですが、「水温む」の水温は摂氏38度でも華氏38度でもありません
そう想像できる可能性はありますが、季語を熟考するとその可能性が低くなるのです
もちろん、その「温度計」という読み方が来るであろうことは予想していました
しかし、三十八度線は「軍事境界線」と考えた方が似合うのです
南緯、東経、西経があったとしても、検索で一番初めに出てくるので絶対「北緯」です
間違いなく、普通の詩的表現として用いる言葉ではないはずです

「なんで韓国と北朝鮮の軍事境界線あたりの水が温むなんて言ったのだろう?」
ここまで誘導するのが目的でした
「祈り」なのか「皮肉」なのか分からない、読み手に不思議な余韻を与える
ようやくハオニーの力作が完成しました

点数: 1

「千代田区よ皇居と共に桜咲く」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 千代田区よ皇居と共に桜咲く

「千代田区よ」という呼びかけに何か意味があるのは伝わりました
しかし、皇居と千代田区は近いです
記憶が正しいか調べましたが、やはり皇居は千代田区にあるようです

そして、文法的な重複表現「と共に」が、私はとても気になるのです

私にも、千代田区と皇居の共通項は分かりませんでした
私は東京都民ではないので、もしかしたら東京都民であれば何か分かるのかもしれません

ちなみに私が「皇居」をテーマにした俳句、こちらです

桜咲く皇居を駆ける男の子

点数: 1

「嘶いて雪原千里赤い汗」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 嘶いて雪原千里赤い汗

空想、想像、見たことのない世界を描写しようとしているのですね
私もよくやってます
フィクションが7割くらいなので(

「汗血馬」と言えばとても楽なのです
汗血馬駆け抜けよこの雪原を

しかし「汗血馬」と言わない縛りがあるのなら、汗血馬のどのようなところを描くか考えないと難しいでしょう

・千里を駆ける様子
・赤い汗を流す様子

この2つが読み取れるのですが、どちらが主軸になるのか分かりません

おそらく、汗血馬が千里を駆けるところを描きたかったのでしょうから前者ですね
だとすると、「馬」と「駆ける」を確実にいれて、赤い汗を流しそうだなと分かりそうな表現を乗せればいけると思います
ただの馬ではないと思わせないといけませんなら

千里駆けん馬の血潮や雪しまき

簡単に出来たわけではありません
私は1時間半くらい考えました

完全な余談ですが...
聞いたことがあるかもしれませんが「汗」は夏の季語です
しかし、「赤い汗」という比喩とも考えられる表現があると季語の鮮度は落ちます
そのため別の強い季語を用いても、季語に強弱がついて季重なりとはならないと判断されるようです

点数: 3

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