俳句添削道場(投句と批評)

さびさんの添削最新の投稿順の2ページ目

「来年も来てねと白鳥見送りて」の批評

回答者 さび

添削した俳句: 来年も来てねと白鳥見送りて

こんにちは。
春愁の句、ありがとうございました。

ご近所さんかしら?と思っていましたが、私の所は先月には白鳥帰っていたから違ったみたいですね。

まず、中七が八音ですね。
「来年」「来てね」と、「来」が繰り返されるのも、もったいないです。
→来年を約し白鳥見送りて

ただ、白鳥は冬の季語です。
白鳥や鴨、雁、鶴が春先に北へ帰ることを「鳥帰る」と言います。帰るを引くにして「引鴨」「引鶴」と言います。引白鳥は聞いたことないかな…。上記は春の季語です。
季語ではなく、北帰や北帰行と表現する事もあります。その際は別の季語を使って下さいね。

句集をお読みとの事、すごいですね。黛まどかさんの句集は好きでよく読んでいました。有名な方だから図書館に置いてある…かな?
歳時記を行ったりきたりの日々です。p(^-^)q

指摘事項: 字余り

点数: 1

「はみ出たるナンをちぎれば鐘霞む」の批評

回答者 さび

添削した俳句: はみ出たるナンをちぎれば鐘霞む

こんにちは。
ビスクドールの句、ありがとうございました。

観察をしっかりされていると思いました。ナンははみ出てなんぼのもので、小ぢんまりしたのはナンではない!ちょっと焦げていて、熱くって、油で指が…と思いながらちぎって、カレーに浸したら鐘が…良いですね!
カレーは夏や梅雨の暑さやジメジメを払う時に食べるから夏にふさわしいなんて言う人もいますが、カレーに春の境地を切り開いた句だと思います。しかも、カレーと言わずにナンと言う。素晴らしいです。嗚呼カレーが食べたくなりました。

点数: 0

「明日別る友と夕餉の桜鯛」の批評

回答者 さび

添削した俳句: 明日別る友と夕餉の桜鯛

こんばんは。

挨拶句と解釈しました。
その心が美しいです。
別る→発つ
するともっとご友人の心に届くのではないでしょうか。

点数: 1

「龍臥せるような古木に春惜しむ」の批評

回答者 さび

添削した俳句: 龍臥せるような古木に春惜しむ

こんばんは。初めまして。

に→や で切れを入れると序破急になるかと。
臥龍ホニャララはよくみますが、龍臥せるという表現は新しいですね。

個人的に、本当に個人的に申し上げるなら。
"ような"は惜しいです。如くも同様。
ような(やうな)、如くは癖になります。便利です。

龍臥せる形の古木春惜しむ
龍臥せる形(かた)の古木や春惜しむ
惜春や古木は龍臥す形なる

指摘事項: 新旧仮名遣いの混用

点数: 0

「風車駆け出す子の手で廻りけり」の批評

回答者 さび

添削した俳句: 風車駆け出す子の手で廻りけり

こんばんは。
中七が八音になってます。
語順を入れ替えたら、収まります。

駆け出(いだ)す子の手の中や風車

更に更に。
"出す"も省略してみてはいかがでしょうか?
駆くる子の手の中に風車かな

ちょっともの足りないなら、アレンジ。
駆くる子の持つ風車音になる

指摘事項: 字余り

点数: 1

さびさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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