雛罌粟は零る幼き赤のまま
回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
句歴の長い方とお見受けしました。
良い句と思います。雛罌粟の淡い色合いを「幼き赤」と表現する所に深い詩情を感じました。
提案句、幼き赤に対して「散る」という表現は少し厳しいかなと感じましたので、柔らかさを出す狙いで措辞と細かい語順に手を加えてみました。
とはいえ個人的な好みの範疇です。原句も素敵です。
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作者 さび 投稿日
回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
句歴の長い方とお見受けしました。
良い句と思います。雛罌粟の淡い色合いを「幼き赤」と表現する所に深い詩情を感じました。
提案句、幼き赤に対して「散る」という表現は少し厳しいかなと感じましたので、柔らかさを出す狙いで措辞と細かい語順に手を加えてみました。
とはいえ個人的な好みの範疇です。原句も素敵です。
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回答者 なお
さびさん、こんにちは。初めまして。ようこそ道場へ!
御句拝読しました。とてもいい句だと思います。私の通勤路に、というよりこの時期はどこでも至る所にひなげし咲いていますよね。
あれは誰が植えたということはない、その意味では雑草でしょうか?風に揺れて可愛いです。
私も、ポピーの色は、ちょっと中途半端だなと思っていました。この時期にたくさん咲く他の花と比べて、いま一つ、色合いはパッとしないのですよ。姿形は可憐なのですが。
そんなことを思っているうちに散ってしまう。ちょっと哀れな感じがします。淡いとか薄いとかではなく、幼きとしたことで余計にそう思います。
このままいただきます。
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回答者 たーとるQ
はじめまして。自分もここを始めたばかりのたーとると申します。
御句、俳句の基本的構造を重視しているのもそうですが、未熟な赤を「幼い」と表現するところに俳人の表現力を感じて好きです。これが初投稿とは思えない……!
手直しは必要なさそうですが個人的には雛罌粟の儚いイメージを出そうとするなら、平仮名で書くのも柔らかな雰囲気が加わって良いのかなと思ったり……
→ひなげしやおさなき赤のままに散る
もしくは、少しドラマチックな捻りを加えたりとか
→雛罌粟よ幼き赤のまま散るか
さびさん、またよろしくお願いいたします
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回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして。
コメントで拝見してましたが、なかなかのベテランさんですか?
上五、や、は切れというより軽く置く形の、や。赤を幼きとする詩の表現。初心者ではありませんよねー😆
散るを下五に叙述でいくがよいか、赤を下五にするか迷いますね。推敲した末表記もこうなりました。
ひなげしはちるいとけなき赤のまま
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
いくつかコメントは拝見しています。
季語「赤のまま」と同じ単語が出てきたので一瞬ドキッとしました。
そこまでのチャレンジではなかったようですね。驚いた。
初心者様ではないことを前提に意見するとしたら、「幼き赤」の軽い擬人化と「のままに」の叙述の是非かなあ・・・好みもありますのでなんとも言えませんが。
「幼き赤のまま」という箇所全体でこの句の狙いになっているのは理解します。
ここに手を加えるしか思いつかないので、提案の句は出さずにおきます。
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回答者 げばげば
再訪です。
ありがとうございます。
さびさん、鑑賞ありがとうございます。
黄色満開の中、でも、長雨。春のやわらかな雨のくせに、どよーんとした心地。
生き物を犠牲にしている私たちの残酷さと感謝をどの季語で表すかが難しかったのです。暗いという意味だけの菜種梅雨では安直すぎて悩みましたが、深い鑑賞で浮かばれました。ありがとうございます。
さびさんは、どれくらいの句歴なのですか?ベテランそうですね。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
濃く成りそうでならない赤のポピーを読みました。