俳句添削道場(投句と批評)

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露寒し一夜かぎりのホテル街

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

露寒/晩秋
つゆざむ

露寒し/露冴ゆ

晩秋の頃の、露と霜の間。
冷え冷えとした感じである

例句

大粒に置く露寒し石の肌

青羅

露寒や髪の重さに溺れ寝る

長谷川秋子

露寒や告げ得ぬことを身に溜めて

鷲谷七菜子

露寒や五行で終わる死亡記事

安住 敦

露寒や死ねと囁く夜の汐

鈴木真砂女

芭蕉先生の俳諧作法 29

格に入りて格を出でざる時は狭く、また、格に入らざる時は邪路にはしる。
格に入り、格を出でてはじめて、自在を得べし。

~俳諧一葉集/芭蕉。

格とは何か?
辞書では種々の意味合いが紹介されているが、ここでは決まり/規則/法則/の意味とする。

言わんとするところは

知りて行わず、ということである。
物事の決まりについて深く認識し、しかもその決まりにとらわれ縛られることはしない、と言っている。

知識/認識に縛られると、それに支配され表現が狭くなる。
決まり、規則をきちんと知った上で、作句に際しては作品の詩性を優先させ、自由な創作を目指すべきである。

降る雪や/明治は遠くなりにけり/

中村草田男

一句中に切れは一つの規則を、草田男が知らぬ筈はない。
知った上で、降る雪や~と詠嘆し、遠くなりにけり~と強調したのである

紫陽花/に秋冷/いたる信濃かな

杉田久女

紫陽花~初夏

秋冷~晩秋

句中、明らかに別な季節が二つあり、季重なりである。

陽炎 記

最新の添削

ラブホテルひとりぼっちの野分けかな

回答者 和光

おはようございます。台風は過ぎ猛暑になる様です。コメントの澄むは良いですね。災害時はビジネスホテルは満室でしょうがなくラブホ利用した昔を思いだしました🌅

点数: 1

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添削対象の句『露寒し一夜かぎりのホテル街』 作者: 一本勝負の悠
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