「春昼や軒に干さるゝ雨合羽」の批評
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 春昼や軒に干さるゝ雨合羽
ちゃあきさん今晩は。
御句は上五に季語を抑え、残りの12音で手堅く纏めておりますね。ここの季語が「梅雨晴間」とか「五月晴」になると雨合羽とくっつきすぎて陳腐になりそうですが、良く選んでます(五月晴というのは梅雨期間の晴れのことなので念のため)。
より近景を写すために
→春昼の軒や干さるゝ雨合羽
とも出来そうですが、原句の軒全体に視点を当てている描き方もありです。
点数: 1
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 春昼や軒に干さるゝ雨合羽
ちゃあきさん今晩は。
御句は上五に季語を抑え、残りの12音で手堅く纏めておりますね。ここの季語が「梅雨晴間」とか「五月晴」になると雨合羽とくっつきすぎて陳腐になりそうですが、良く選んでます(五月晴というのは梅雨期間の晴れのことなので念のため)。
より近景を写すために
→春昼の軒や干さるゝ雨合羽
とも出来そうですが、原句の軒全体に視点を当てている描き方もありです。
点数: 1
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 桜花賞ハナ差ゴールの飛花落花
いくさんおはようございます!競馬の句と聞いて喜んで参りましたたーとるです!
御句、まさに今年のスターズオンアースのことですね!判定にまでもつれこんだ大接戦で興奮いたしました……!
長谷さんの「ハナ差」は「ゴール」しているというのは尤もな指摘ですね。添削例のようなどうやって勝ったのかという情報が入れられます。
私はイサクさんの講評にあった、桜花賞を使わず桜花賞を表現ならならこんな感じかな?ということで京都レース場を表す「淀」を使って添削してみました。
→ハナ差競り勝つ淀のターフへ飛花落花
→スターズオンアース競り勝つ淀の飛花
また競馬句がありましたら是非
点数: 1
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 銅像へ光ひとすじ春霞
おじさんさん、いつも勉強にさせていただいております。
御句、伝えたいことはよくわかるのですが、語順が逆ではないでしょうか?先に銅像に光が(この時点ではスポットライトかなとも思える)刺して、その後に春霞が出てくるって…
→春霞ひかりひとすじ銅像へ
→春霞の光ひとすじ銅像へ
このように逆にすれば春霞と合わさって光がおじさんさんの表現したかったぼんやりとしたものになるのでは?
点数: 1
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 急に蜂必死に逃げるも刺され泣く
やここさん、今回も感情がグッと来るをありがとうございます。
御句はげばげばさんの仰る通り、散文的です。「急に蜂(がやってきて)必死に逃げるも刺されて泣い(てしまいました)」という文章を575にしてしまっている、という感じですね。また「逃げる」「刺される」「泣く」と動詞を入れすぎて句に纏まりがないのも残念です。
蜂から逃げる描写に徹する、或いは刺された時の痛みに視点を当ててみる。次の句ではもっと短い時間を俳句にすることを意識してみると良いと思います。
言い方が悪かったらごめんなさい
点数: 0
回答者 たーとるQ
添削した俳句: 窓見れば桜おりなす春の訪れ
まきをさん、初めまして。
新人のたーとると申します。
御句、季重なりなのはイサクさんの仰る通りで更に「窓見れば」という上五が非常に曖昧なものとなっております。「車窓」と書くだけで電車に乗っているさまが明確になりますよ。
→車窓より桜おりなす景色かな
さらに、景色というのが何処かを書くことでさらに映像を描くことも出来ます。
→車窓より桜おりなす京の街
→車窓より桜おりなす山手線
桜があれば、自ずと読んでいる人に「春の訪れ」を想起させる。この意識を持てば季重なりを抑えられるはずです。次回の句も期待しております。
点数: 0
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