俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

急に蜂必死に逃げるも刺され泣く

作者 やここ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

前の句のコメントを書いている最中に思いついたので一応投稿します。
保育園の頃1匹の蜜蜂に追い回され刺されて号泣したのを俳句にしました。小学校以前の記憶はこの出来事だけ覚えており、そのせいで今でも蜂が大嫌いになっています…
もう誰かが詠んでいそうな句ですが評価よろしくお願いいたします。

最新の添削

「急に蜂必死に逃げるも刺され泣く」の批評

回答者 なお

やここさん、こんにちは。
三句目拝読しました。悲しい記憶ですね(笑)。
蜂に刺されたことがあると、やはりそれ以来、怖いでしょうね。しかし蜂も損ですよ。自然界ではものすごく重要な役割をしてくれているのに、その「刺す」という習性のために嫌われる側面を持ち合わせている。蜂の仕事を邪魔しないようにと神様がそのようにしたのかな。でもそうすると、やここさんは、「私は蜂の仕事の邪魔なんかしていませんよ!」とおっしゃるでしょうね。失礼しました。

さて御句ですが、今回ももう先の方々から適切なコメントが出ております。
まるでもはや申し上げることがありませんが、蛇足承知で2-3点。
基本的に、「俳句は今を詠みましょう。今が無理ならせめて今っぽく。」「動作より状態を。」「急にとか必死にとかは直接言わずにそのような状況を伝えたい。」

提案句です。

・逃げきれず蜂に刺されし子の涙

刺されたのを客観的に見ていますが、主役が子供に移ってしまったかな…。
偉そうに色々言っておいて今一つの提案句で申し訳ないですが、次の句でまた提案させていただきます!

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「急に蜂必死に逃げるも刺され泣く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
3句目拝読です。

御句。急に蜂が来て逃げたけど刺されて泣いた、という報告文の形になっています。
また、蜂が刺した、だから、泣いた、という原因結果の関係も、理屈のつながりとして、俳句では詩情を失いやすく避ける傾向があります。
その辺りを次の句作の参考にしてみるといいかもしれません。

点数: 0

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「急に蜂必死に逃げるも刺され泣く」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

やここさん、今回も感情がグッと来るをありがとうございます。
御句はげばげばさんの仰る通り、散文的です。「急に蜂(がやってきて)必死に逃げるも刺されて泣い(てしまいました)」という文章を575にしてしまっている、という感じですね。また「逃げる」「刺される」「泣く」と動詞を入れすぎて句に纏まりがないのも残念です。
蜂から逃げる描写に徹する、或いは刺された時の痛みに視点を当ててみる。次の句ではもっと短い時間を俳句にすることを意識してみると良いと思います。
言い方が悪かったらごめんなさい

点数: 0

添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>

「急に蜂必死に逃げるも刺され泣く」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

動詞の整理を、というのは他の方から出ています。

「急に」「必死に」など、言葉で演出しようとする気持ちは理解できますが、ちょっと過剰に感じます。俳句は小説のように「演出しよう」という意識の強いことばがあると、逆にシラけることが多いようです。

前の句と同じく、ストーリー仕立てになっているのがあまり良くない方に出ているので、ワンシーンを意識してみては・・・と思います。

実際、蜂を見て必死に逃げているのに、それを現在のこととして俳句を仕立てる、というのはそれなりに難易度は高そうです。

なので、例えば句はちょびっと諧謔に逃げますが、

・蜂が来て蜘蛛の子散らすやうに逃げ

点数: 0

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

冬怒涛崖を押すごと立上がる

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

スケート大会帰途の無言に雪が鳴る

作者名 北あかり 回答数 : 4

投稿日時:

ハンカチを握りしめゆくまた歯医者

作者名 葉月庵郁斗 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『急に蜂必死に逃げるも刺され泣く』 作者: やここ
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ