俳句添削道場(投句と批評)

たーとるQさんの添削最新の投稿順の8ページ目

「萌ゆる山鳥声幾重も重なりて」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 萌ゆる山鳥声幾重も重なりて

sim1さん、初めまして。
御句は爽やかでいいですね。山と鳥の自然風景が目に浮かんできますし、変に比喩を使ったりと背伸びをしない姿勢も良い。
小さい問題点として中八(中の句が八音になってある)もそうですが、俳句というのは原則としてここのフォーマットのようにスペースを入れず一行に表しますので、「萌ゆる山鳥声」と漢字が繋がると、「もゆるやまどり?」などと読みを迷ってしまうのです。「山萌ゆる」とすれば誤読を軽減できます。

・山萌ゆる鳥の鳴き声十重二十重
「幾重」と「重なる」で重の漢字を重ねた工夫を活かしてみました。

点数: 1

「船津屋の蛤焼くは奥座敷」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 船津屋の蛤焼くは奥座敷

御句、船津屋と奥座敷が分断されてしまっているのが惜しいですね。季語である蛤も宙に浮いてしまっているイメージです。
→蛤を焼く船津屋の奥座敷
→焼き蛤の旨し船津屋奥座敷

点数: 0

「温室のあるガレージや春時雨」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 温室のあるガレージや春時雨

ちゃあきさん、コメントありがとうございます!サキュバスが「吸う」のかは自分も悩んだところなのです。「憑かれる」「魅せられる」といった直接的な描写だと分かりやすくなりますけど説明くさくもなる諸刃の剣な気がして……

・ガレージと温室が一体化しているとは中々珍しい所ですね!そういった発見を俳句にしようという心が素晴らしいです。
→春時雨ガレージの屋根に温室
(温室をさらにクローズアップしてみました)

点数: 0

「ザワールドそして蜂らは動き出す」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: ザワールドそして蜂らは動き出す

卓鐘さん、いつもありがとうございます。

この句はっ……スゴみがあるッ!
まさかあの本から発想を得るなんて!
さすが卓鐘!たーとるにできないことを平然とやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!

点数: 1

「尾長鳥雫の玉の紅躑躅」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 尾長鳥雫の玉の紅躑躅

おじさんさん、こんにちは。

御句は尾長鳥と紅躑躅の取り合わせが良いのですが、カメラワークが二転三転してて複雑になっているのが勿体ないと思います。
長尾鳥(飛んでいる遠景)→雫の玉の(何かの雫のアップ)→紅躑躅(咲いている近景)というイメージでしょうか。尾長鳥と紅躑躅をゆっくりと映像として繋ぎ合わせるなら
→尾長鳥の眼下に雨の紅躑躅

もしくは、尾長鳥を諦めて紅躑躅が雫を落とす様をズームインしてみるのはどうでしょうか?
→紅躑躅朝の雫は珠のごと

(どちらも勝手に雨とか朝とか独自の解釈を入れてるので、添削前とイメージが違ってたらごめんなさい)

点数: 0

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