独楽爺さんの添削最新の投稿順の686ページ目
「亡き父の句帖見つけし春の雪」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 亡き父の句帖見つけし春の雪
はじめまして。
説明的でないかどうかについて、少々コメントさせていただきます。焦点は動詞の「見つけし」だと思います。
そもそも俳句における動詞は説明になりやすいと言われています。原則一つ、せめて二つと数の制限もいわれています。
「見つけし」はやはり説明、「見つけてよかった」「見つけたんだよ」の情感、思いの説明が少し匂います。
ここで考えたいのへ名詞はどうかということです。名詞はより写生的にしたいときに適しているという説があります。脱説明も解決といことになります。
名詞として「引き出し」を入れてみました。
引き出しにある句張の情景だけを表現しました。「亡き」も省きましたが、少しやり過ぎかな。
"引き出しに父の句帖や春の雪
いろいろ申しましたが、私も勉強させていただきました。ご理解いただければ幸いです。
点数: 1
「コタツにて振り子時計の音響く」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: コタツにて振り子時計の音響く
こんにちは。
大事なことを箇条にして説明したいと思います。
◆説明的になるのを避ける
場所や前提条件を説明しない。
「炬燵にて」は、場所は炬燵ですと前置きして説明する感じです。
◆重複するあるいは冗長なことばは省略
時計と振子、音と響くはそれぞれどちらかを削除しても伝わります。
◆オノマトペの活用
オノマトペ「ぼんぼん」とすると臨場感がでます。
◆非常識、非現実的な表現の活用
詩情を意識して普通はあり得ない表現を使います。「振子が歌う」と擬人化しましょう。
"ぼんぼんと振子の歌う炬燵かな
くどくど申しましたがお役に立てば幸いです。
点数: 1
「金糸雀の歌う死別や寒夕焼」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 金糸雀の歌う死別や寒夕焼
こんにちは。
ストレートにポイントだけを。
死別はやはり弔いとかの柔らかい表現にしたいです。詩情を意識してかなりやが歌うと擬人化した効果が台無しです。
"金糸雀の歌う弔い寒夕焼け
よろしく。
点数: 1
「節分の小雨に鳥の忙しなし」の批評
独楽爺さんの俳句添削依頼
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