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「春風に肩の荷おろし影ほのか」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 春風に肩の荷おろし影ほのか
はじめまして俳句博士君、驚いたよ君の鋭い指摘、ありがとう。ただ、嫁ぐ花は答えつまり少し無理のある説明と思うよ。
しかし君の説明という批評は鋭いね。それと詩的にという、とても小6らしくないそれどころか、この道の達人もどきの措辞は恐れいったよ。
さて、君の言う本題に入ろう。
俳句は引き算の美学、あるいは省略の文芸であることは知っているよね。言い換えれば説明すること、散文的になることを極力避けることだよね。
ただ、省略するにも先に具体的な話しのネタがまずありき、まずは具体的なモノ、コトの描写からスタートだよね。そこからの引き算かと思うよ。
肩の荷を下ろしの比喩のような抽象ワード、とりようによっては累想的なお父さんお母さんのため息のような表現ではなく、例えば小6であるならランドセルぐらいのリアリティーのある事物を観察してはどうかな。
学校から帰宅しやれやれ、重いランドセルを背中から外し壁に掛ける。これから宿題だあ。
ここからの引き算という作業に入るのかな。
次に詩的であるためにどうするか。
◆余白を残す
何もかも描写するのでなく読者に託す部分、いわゆる余白(余情)を残す、
◆やや現実離れした表現を駆使する
結局、
"春風や壁にゆるりとランドセル
頑張ってね。 少し長文になってしまい、もし誤字脱字があったら許してね。
点数: 0
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