「遠声の漕ぐ君追わる思い炎ゆ」の批評
回答者 独楽爺
添削した俳句: 遠声の漕ぐ君追わる思い炎ゆ
はじめまして。
さっそくですが、俳句はある程度具体的な意味を表す節と季語
を取り合わせ、そこに読者の想像の部分を(余白)を加え成立するのが良くあるパターンです。
さて御句ですが、御句は次の二節の構成かと思います。
◯遠声の漕ぐ君追わる
◯思い燃ゆ
この構成においては具体的な意味を持つ節がなく句意を掴むのが難しいかと思います。
遠声の漕ぐ君追わるを少し具体的にしてはいかがでしょうか。
それと燃ゆは季語ですが、比喩としての燃ゆは季語の役割を果たさないのではと思います。
一応添削を試みて見ます。
"君の漕ぐ声えの遠くや浜燃ゆる
一度ご自身でご推薦下さい、
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