俳句添削道場(投句と批評)

腹井壮さんの添削最新の投稿順の389ページ目

「缶けりの音遠くなる夕焼け雲」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 缶けりの音遠くなる夕焼け雲

鳥越暁さん、こんばんわ。
いつも御世話様です。

缶蹴りと夕焼け雲の取り合わせは郷愁を誘いますし「音遠くなる」のエフェクト効果もいいと思います。

少々気になったのは上五中七が下五を修飾している事です。

缶けりの音遠くなり夕焼雲

缶けりの音遠くなる夕焼かな

としてみました。

参考になれば幸いです。

点数: 2

「難聴へ微笑みがへしはるうらら」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 難聴へ微笑みがへしはるうらら

田中嬉美子さん、こんばんわ。

耳の遠い方御老人同士の挨拶なのでしょう。とてもいいシーンを切り取っています。

助詞に「へ」を使ったのは遠くから笑みで挨拶したと解釈しました。もし、近くで挨拶したのなら「に」になります。
たぶん、それも計算済みなのでしょう。

気になったのは季重なりの「はるうらら」です。最近では「はるうらら」の季重なりをあまり気にしなくなっているようですが少々しつこく感じます。

難聴へ微笑みかへしうららけし

難聴へ微笑みかへし春来る

春の季語では取り合わせが近い気がしますがキャンディーズの曲がありますのでこれで良いかと思います。

参考になれば幸いです。

点数: 1

「梅雨寒やパン温めて食卓へ」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 梅雨寒やパン温めて食卓へ

田中喜美子さん、こんばんわ。

いい光景を切り取られていると思います。梅雨寒の朝のパンは美味しそうですね。

トースターより飛び出すパンや梅雨寒し

最近では少なくなった飛び出すトースターは梅雨寒しの取り合わせに面白いかと思いました。

参考になれば幸いです。

点数: 0

「峰雲や義足にもある土踏まず」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 峰雲や義足にもある土踏まず

竹内さんこんばんわ、いつもお世話様です。

竹内さんらしい観察力が感じられます。
しかし、「雲峰」「義足の土踏まず」の13音で済んでしまう内容ですね。残り四音、もし季語を差し換えを検討したら八音も自由に使えます。

具体的な添削案が無くて申し訳ありませんが今の竹内さんなら如何様にもなるはずです。

点数: 2

「はずす手に風鈴のよく鳴りにけり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: はずす手に風鈴のよく鳴りにけり

竹内さん、こんばんわ。いつも御世話様です。

風鈴はよっぽど風が強くないと鳴らない事を御存知だったのですね。
私はこの事をとある句会の先生に聞かされるまで存じておりませんでした。
添削案はありません。ただ、今後もその素晴らしい観察眼を生かして頂きたいと思います。

風鈴を鳴らさぬようにしまひけり 斎藤朝比古

どうかお大事に。

点数: 1

腹井壮さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

寒灯や連れ込み宿に吸ひ込まれ

回答数 : 5

投稿日時:

うつかりと笑ふ君の歯烏賊の墨

回答数 : 5

投稿日時:

味薄き病院食や春隣

回答数 : 23

投稿日時:

新宿二丁目烏瓜の花

回答数 : 1

投稿日時:

平成の果てて令和や夏来る

回答数 : 7

投稿日時:

腹井壮さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

菜の花に手まねきされてゐる子かな

作者名 いなだはまち 回答数 : 8

投稿日時:

薪能駅前広場に明かり寄せ

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

眺めてる遠い山から千の風

作者名 ひらり 回答数 : 6

投稿日時:

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