「老猫のあだ名を呼べば秋うらら」の批評
回答者 まほろば
添削した俳句: 老猫のあだ名を呼べば秋うらら
卓鐘様。御礼遅くなってしまいました。上級のみなさまの的確で丁寧なコメントの中、とりわけ卓鐘様の懇切で愛情あるコメントがとても身にしみました。ありがとうございます。
御句と明月の句が特に好きです。墨田区あたり(に限らないでしょうけれど)の下町の横丁界隈、地域の人々に愛される古くからの野良君、向こう三軒両隣の気の置けない長い付き合いの暮らしの上の、うららかな秋日和は本当に平和で、日本の素敵な風景に感じます。
拙句をとても丁寧に肯定的に、掬い上げられそうなものは極力掬い上げて頂けて、救われております。
皆様のコメントやアドバイスを元に自分なりに再考してみました。少しでも活かせて改善出来ていたら良いのですが、、、
片頭痛癒えて初秋の風の中
たどり着きドアを開けるや大西日
※拙句の旧作を見て頂ける事はとても感謝です!!未熟ですがよろしくお願いします。大変恐縮ですが、ご迷惑かけますがこちらに送らせていただきます。もちろん、お時間の関係があると思いますので、目を通していただくだけでも、本当に嬉しいです。
寒風や喃語にゆるむ頬と頬
園児らの声もくれんの芽吹く空
まだ翔ばぬたんぽぽ綿毛勢ぞろい
たんぽぽの三つ四つ動物供養塔
たんぽぽの綿毛降り立つアスファルト
木苺やすずめ三羽の朝ごはん
見下ろせる笑顔すずなりえごの花
夏立ちぬトイプードルのちゃんちゃんこ
黄金虫つまめばつままれしままに
つくばいにスズメにっこり水遊び
あとひと翔び蝉は地べたを十センチ
お時間を頂き本当にありがとうございました。
点数: 2