「振り返る母のおそろし大花野」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 振り返る母のおそろし大花野
怖い顔をしていたとか、怒られて怖かったとか、そういうことではないように思いました。
母という存在は、子のためと思えば鬼にでもなる狂気をどこかに持ち合わせているように思います。「振り返る母」は、鬼にでも何でもなってやるという覚悟を決めた顔だったのではないでしょうか。
「母のおそろしさ」だけなら季語は「月」とかでもいいと思いますが、そこに「花野」を持ってきたことで、パッと見では分からない穏やかな中にひそむおそろしさ、というのを描いているのではと思いました。
勝手な妄想失礼しました。
点数: 3