俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の85ページ目

盆休みありやなしやの家居かな

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 盆休み明けて変わらぬ家居かな

なおじいさん、こんにちは。

「新酒」「網戸越し」句への添削ありがとうございます。

・「網戸」については、個人的に季節を感じていないので・・・(賃貸住宅の設備の一つで、外したところでしまう場所も無いし、虫除けの道具としては夏に限らず家に入れたくない虫なんていろいろあるし、と、年がら年中ある感覚です)。「秋湿」側に重きを置いたつもりでした。これからも勉強ですね(しかし、「網戸」とか「冷蔵庫」とか「白靴」とか、罠みたいな生活季語よ)。

・「今日び」は思いつきませんでした。ありがとうございます。

さて、御句について。

・私も状況は同じようなものです。テレワークで家に居るまま夏休みに入り、といって帰省は出来ず、遠出と言える外出も特になく、天気も悪く、もうすぐ終って、またテレワークに。この間、違いはにらめっこしているパソコンが社用品か私物かの違いくらい?
・「明けて変わらぬ」は説明的というか、説明が必要な句意(時事的)とは思うのですが、「こまかい」と感じます。

提案句は、「今年は盆休みってあったんだっけ?」くらいの軽い言葉にしてみようと、中七を変えてみました。

今後とも、よろしくお願いします。

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憧れを飛行機雲にのせる秋

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋の空旅の夢見し飛機雲に

咲奈さん、連続投稿ですね。添削させていただきます。

・まず、「飛機雲」の読み方が解りません。造語でしょうか(ひきぐも? ひきうん?)、中国語でしょうか(ふぇいちーうん?)。読み方が解らないので五七五に収まっているかどうか判断できません。
今回は、「飛行機雲」と同義として進めます。
・「飛行機雲」があると、「空」という言葉はなくてもイメージできるので不要です。季語「秋の空」は別の季語に変えた方がよい、ということになります。単純に「秋」でもいいと思います。

ここまでで、以下のような俳句に直してはどうか、と思います。

 旅の夢飛行機雲にのせる秋

・さらに、「飛行機」があると「旅」という言葉も要らないと感じます。「旅の夢」を別の言葉に言い換えて、これを私の提案句とさせていただきます。

よろしくお願いします。

点数: 0

「借景はアルプスの朝白き靴」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 借景はアルプスの朝白き靴

咲奈さん、はじめまして。
私もまだ初心者です(最近3ヶ月くらい)。よろしくお願いします。

コメント欄に句の意味(どんな情景を詠みたいと思って、この十七音にまとまったのか)を書いていただけると嬉しい(というか書いてもらわないと添削はできないと言った方が正しい)です。

コメント欄に句の意味が無いので、今回は、勝手に想像で補完しながら解釈します。

 アルプスの山々を遠くに望む部屋にいる(住んでいる、または、泊まっている)。
 清々しい朝がきた。私は、真新しい白い靴を用意している。これから、この白い靴で出かけようと思う。

おおよそこんなイメージと解釈しました。添削はしません(こういう解釈でよければ、これでよしです)。

気になる点として、咲奈さんが意図しているのかどうか解らないのですが、これは季語のない俳句(無季俳句)です。

季語について、私は別に無ければ無いでいいと思っていますが、必要と考える人達もいます。
そこで、ここなど「投句」というものを行う場では、私は季語1つを必ず含む句を作るように心がけています。

お互い、気楽にやっていきましょう。

指摘事項: 無季俳句

点数: 0

西瓜食むがぢがぢとする海の砂

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 西瓜食むじゃりと音する海の砂

よし造さん、こんにちは。

「西瓜大菩薩」句への添削ありがとうございます。

「鎮座」という語の提案がお二方からあったのですが、これを使うと、大菩薩あたりの語は不要になり、

 テーブルに鎮座坐します黒西瓜

くらいに落ち着くのかなあ、と思ってます。

さて、御句について。

西瓜割の後の西瓜を食べるときに、砂の感触に行き当たった。ということなのですが。
「じゃりと音」したかなあ、と。

確かに、砂を噛んだら、不快な響きが歯から骨に伝わるのでしたが、それは音でよいのか、「じゃり」なのか、と気になりました。

自分の中で砂を噛んだときの感触を思い返し、「がぢがぢとする」とした句を提案句とさせていただきます。
(私の感覚のオノマトペを提案、というのも変な気がしますが・・・・)

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

「三代目いまは叶わぬ夜這星」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 三代目いまは叶わぬ夜這星

黒徹さん、はじめまして。

・「三代目」の語は、「祖父」から数えて「三代目」である私、ですね。コメントと照らし合わせないと解読不能なものになっていると思います。また、コメント通りの意味であるとして、上五「三代目」で切ることが(三代目であることの自負とか、そういった感慨)が、中七下五の内容とかみ合わないように感じます。
俳句というものに掛詞という技巧が残されているのか、私は知りません。短歌には残されているかもですが、俳句では・・・?

提案句は提示できませんが、コメント記載の句意を多少踏まえた句を作ってみましたので、参考までに。

 夜這星昔語りの羨まし

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

清姫の鹹き恋さくら餅

回答数 : 3

投稿日時:

四月馬鹿こころは左右非対称

回答数 : 4

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地震止んで顔見合はせる雛かな

回答数 : 4

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珠暖簾くぐりて来たり根深汁

回答数 : 6

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冬凪に鴉来てまた鴉来て

回答数 : 5

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

終でなく蛍の光始めなり

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クロスワード解けず西瓜の生温し

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投稿日時:

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