「金蘭の穴の深さは罪深さ」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 金蘭の穴の深さは罪深さ
鳥越暁さん、こんにちは。
「巣箱」句にコメントありがとうございます。
御句について。
・げばげばさんと同じく初読で「金蘭の穴」って何だろう?、となりました。
・「2019年4月24日にこちらへ投句したもの」も拝読して、コメントも読んで、漸く解った感じです。仮に、この景が伝わるだけの句が出来たとしても、盗掘された跡の穴を見ているとなると、「季語の金蘭が景として存在しないのでは?」という指摘になりそうです。句の中心が金蘭でなく、盗掘者の罪にあるので、一句一章は難しく、これは「金蘭や」にすべきところではないかと。
金蘭や穴の深さは罪深さ
秋沙美さんの「深さ」を「数」に変える提案は良いですが、こちらも金蘭にいくつかの穴がある、というふうに読める点は残っていて…。
穴の数は金蘭に為す罪の数
…難しい。これもまた、金蘭そのものに穴を開けたように見えてしまうかも…。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1