俳句添削道場(投句と批評)

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若夏や肺腑に充ちる碧き風

作者 秋沙美 洋  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

若夏とは、沖縄で本格的な夏が訪れる手前の今くらいの時期を指す言葉です。

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 葉月庵郁斗

提案句ありがとうございました
「し」の動詞は反省材料です。
薔薇園の光景からも
素晴らしいです。
頑張ります。
またご指導よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんにちは
拙句「金蘭の穴」の句へのコメント、ご提案句ありがとうございます。
句の意図は「盗掘の穴」だったのですが、無理があったようです。一句一章の句作りは散文との戦いですね。
ご提案句は私の意図とは違いますが、とても良くて、すぐにメモに保存いたしました。詩的かつ哲学的でもありお気に入りです。感謝いたします。

御句について
とても整っていて、良いと思います。読み手によっては「肺腑に充ちる」が大仰ととる見方もあるかもしれません。「碧き風」の終着は中七と連動して爽やかな空気が伝わりますが、視線や空間を更に広げる意味あいで「碧き空」をご提案。
◆若夏や肺腑に充つる碧き空

点数: 1

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

秋沙美さん、こんにちは。
御句は沖縄特有の季語に清々しいフレーズが合わさり、実に清涼感溢れる句となっておりますね「青」「蒼」とは異なり「碧」という漢字の選択も沖縄のエメラルドな海を想像させて良いと思います。

この和やかな句のままいただきますが、「今まさに私は風を感じている」と勢いを出すなら語順を少し変えて
・若夏や肺腑に碧き風みちて
とするのもありかもしれません。

点数: 0

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

なぜか私がしゃしゃり出て解説。
遠帆、船の帆転じて遠くに見える帆船のことも指します。「帆船」そのものへのつっこみは置いておいた中にあるのですが。

御句。
季語「若夏」に近い中七下五の読後感で、季語の説明のようにも見えます。特に下五「碧き風」が「若夏」に近すぎるように思います。
「肺腑」だけでがんばっても、それを覆すほどには至っていないかと。

・若夏や風は肺腑を捕らへをり

点数: 0

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

秋沙美さん、こんにちは。

御句について。

「肺」と「碧」は連想しやすい何かがあるのでしょうか。

 しんしんと肺碧きまで海の旅/篠原鳳作

を思い出しました。

添削は…文法的な面で、

 若夏や肺腑を充つる碧き風 (肺腑をいっぱいにする)
 若夏や肺腑に充てる碧き風 (肺腑にいっぱいになった)

のどちらかだろう、と。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

遠帆の句コメントありがとうございます。実際は帆船ではなく汽船だというイサクさんのツッコミは確かですね。
時速四十キロくらいで海を進む船と並行して歩いてるのに、いつのまにか、船が自分よりはるかに後ろにあることに驚いたという。現象としては当たり前ですが、気づいたような。ゆったりとした春尽を追い越して夏へ入る四月尽の私でもあり。

御句。若夏を使えるのは秋沙美さんならでは。碧き風と若夏は近いですが、

若夏や肺腑に充つる碧碧碧

碧がそもそも近いのかなあ。ならつないで、かなあ。

若夏の碧を肺腑に充たしたり
若夏の碧の充ちたる肺腑かな

点数: 0

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

秋沙美さん、こんばんは。拙句「春女苑~」へご意見ありがとうございました。大変参考になりました。
御句。秋沙美さんらしさに満ちた清々しい句だと思いました。「若夏」という季語を初めて知りました。朝ドラの舞台も沖縄に変りましたね。沖縄へ行ったことがないと、使いこなせない季語なのかなあ?またよろしくお願いします。

点数: 0

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「若夏や肺腑に充ちる碧き風」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。

御句拝読しました。若夏とは沖縄の夏とのこと、私は沖縄には行ったことはありませんが、昨日のこの辺の気候はまさに若夏だったのではないかと。爽やかな風に木々が揺れて、空は青く、春と夏の中間くらいの陽気で、とても気持ちが良かったです。
私は朝の残りのパンを持って、近くの公園へプチ吟行に出かけました。しかしロクな句が浮かばず、早々に引きあげました。
でもその時の気持ちよさが、御句では見事に表されていると思いました。
このままいただきます。

点数: 0

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添削対象の句『若夏や肺腑に充ちる碧き風』 作者: 秋沙美 洋
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