「アルプスへ必死に駆ける浜風と」の批評
回答者 弥平
添削した俳句: アルプスへ必死に駆ける浜風と
徹之殿 今日は
浜風が季語とは知りませんでした。
甲子園の浜風は海から1塁側より3塁側に吹く。
浜風が向かい風なら味方の応援団は1塁側。
逆転さよなら勝ちで、1塁側は歓喜止まず。
拙者なら 『浜風を頬に駆け寄るアルプスへ』
先攻1塁側『浜風を背に駆け寄るアルプス席』
点数: 1
回答者 弥平
添削した俳句: アルプスへ必死に駆ける浜風と
徹之殿 今日は
浜風が季語とは知りませんでした。
甲子園の浜風は海から1塁側より3塁側に吹く。
浜風が向かい風なら味方の応援団は1塁側。
逆転さよなら勝ちで、1塁側は歓喜止まず。
拙者なら 『浜風を頬に駆け寄るアルプスへ』
先攻1塁側『浜風を背に駆け寄るアルプス席』
点数: 1
回答者 弥平
添削した俳句: 臀鰭にレモンを一つ置くお店
塩豆殿コメント有難う御座いました。
季語と真逆の取り合わせも可と了解しました。
他の案件で真逆さを極めるべく再検討致します。
塩豆殿の句のレモンを添えた店は存じませんが、
下ごしらえの仕上げに、酢を20倍に薄めた水で
さっと洗うと匂いが取れる。酢水は沁みこむ前に拭く。
句意を損なわねば、『臀鰭にレモン一切れ添える店』
居酒屋の焼魚に見えて来ました。
点数: 2
回答者 弥平
添削した俳句: 木々の色映す湖沼へ落葉風
「湖沼」は広辞苑に「海とは関係のない静止した水塊」とある如く分類名であって、「一っの映像」ではない。「湖と沼」を分けて「湖」又は「沼」で詠むべし。
すると字足らずで困る。ここが努力のし所だが、手直し例は陳腐で御免。
点数: 2
回答者 弥平
添削した俳句: ゆつたりと冷める珈琲冬浅し
① 空間にゆとりがある 用例 「ゆったりとした部屋」「ゆったりとしたコート」
② 気分にゆとりがある 用例 「ゆったりとくつろぐ」「ゆったりと構える」
③ ゆるやかに時間をかけて行われる様 広辞苑用例 「川がゆったりと流れる」
「小川がゆったりと流れる」と言わず、「大河が蛇行してゆったりと流れる」とは言う。③の用例であっても、空間のゆとりと無関係では成り立たない。
以上から「ゆったりと冷める」は私には奇異に思う、「ゆっくりと冷める」または「ゆるやかに冷める」が良いかと思う。
点数: 6
回答者 弥平
添削した俳句: 老犬を柩に入れて霜の朝
私の句「小春日のとつぱづれ也逃亡犯」には、ご指摘の通り詩情がありません。あれは逃亡犯のニュースを聞いて、さぞ動揺されたろうとの時事俳句でした。
久田しげき殿の手直し「小春日のどの径ゆくや迷ひ人」は迷ひ人を心配する人情があります。ご指摘有難う御座いました。
貴殿の「老犬を柩に入れて霜の朝」ですが、私の誤解釈を恐れず鑑賞すると、
「昨日悲しみの中で老犬を棺に入れ、今日霜の朝を迎え更に悲しく感じる主人公」の
を拝見しました。私は棺と霜の関係を勝手に創作して次の様にしてみました。
「老犬の棺の霜を掃く朝」
点数: 0
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