俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

ゆつたりと冷める珈琲冬浅し

作者 かぬまっこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ひさしぶりの投句です。
平果さんの添削を読み投句する気持ちになりました。
できるならば、平果さんの感想をお聞きしたいです。

最新の添削

冬浅し冷める珈琲ゆったりと

回答者 翔子

かぬまっこ様
手直し句、かぬまっこ様の方が数段良いし、順番を変えただけになってしまい、申し訳ございません💦🙏珈琲は熱いなあと思っても結構冷めてしまうものですね。いい句ですね。どこか心に沁みてゆきます。それから内孫様の七五三、誠におめでとうございます☺️💖✨私も可愛い孫の晴れ姿、とても楽しみです☺️💖✨私はかぬまっこ様の爪の垢でも煎じて飲みたいです💦🙏

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 弥平

句の評価:
★★★★★
★★

① 空間にゆとりがある 用例 「ゆったりとした部屋」「ゆったりとしたコート」
② 気分にゆとりがある 用例 「ゆったりとくつろぐ」「ゆったりと構える」
③ ゆるやかに時間をかけて行われる様 広辞苑用例 「川がゆったりと流れる」
 「小川がゆったりと流れる」と言わず、「大河が蛇行してゆったりと流れる」とは言う。③の用例であっても、空間のゆとりと無関係では成り立たない。
 以上から「ゆったりと冷める」は私には奇異に思う、「ゆっくりと冷める」または「ゆるやかに冷める」が良いかと思う。

点数: 6

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「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 大泉洋二郎

句の評価:
★★★★★

大泉洋二郎です。
よろしくお願いいたします。

俳句は複合動詞が機能しますと佳句になることが多いと感じておりますこの頃です。
なかなかそんな句は詠めておりませんが。

御句は
『冷めゆける珈琲◯◯◯冬浅し』
として三音を情景描写に充てることもできるのではと感じました。
時間の流れを強調なさりたいのであれば余計なお世話かと存じますが。

拙句へのご指導もよろしくお願いいたします。

点数: 3

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「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 平果

句の評価:
★★★★★

御指名を賜り、光栄でございます。非常に嬉しく感じている一方で、それ以上の緊張感を覚えております。なるべく普段通りのコメントを記せるように心掛けて臨みます。

やわらかな時の流れにやさしく抱きとめられているかのような、穏やかで温かみのある句ですね!

冬に入り、徐徐に寒さが深くなる中、予定表から一日だけ零れ落ちたかのように、何もすべき事ない休日の朝方でしょうか、庭に目をやれば、控え目な日の光を浴びた落ち葉が佇んでいますね。
「こんなに穏やかで落ち着いた休みは久しぶり」と思って、いつもの珈琲をいつもより丁寧に淹れてみました。学生時代に読み耽っていたハードカバーを手に取ると、いつしか心は本の世界に。
二杯目の珈琲の為に沸かしていたケトルがシュンシュンと音を立てるのにハッと気付き、火を止めてから、改めてマグカップを口に寄せると、ミルクの入った珈琲はまだ温かく、優しい味が広がってきますね。外の陽射しはやや太くなり、木々の輪郭をはっきりさせる明るさです。

「冬浅し」は、寒さの中に温かみを感じさせる季語ですね。その事を貴句から学ぶことが出来ました。「冷める珈琲」も、それだけだと物悲しい響きを帯びますが、「ゆつたりと」と形容することで、珈琲が少しずつ冷めていく穏やかな時間の流れが立ち現れてきますね。
このような瞬間を私も体感したいと思うような、いや寧ろ、味読することで追体験できるような佳句だと存じます。

拙い感想を述べさせていただきました。御笑覧戴ければ幸いです。

点数: 2

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「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
寒すぎて目覚めてしまった、
布団の中から、おくらです💦

拙句「穢れ」の句に、ご批評を賜り、ありがとうございました。

さすが、鋭いご指摘。「焚火」は基本燃えているものなのですが、そこにあえて、自動詞である「燃ゆ」を重ねることにより、「焚火」の炎が、まるで意志を持って「穢れ」を浄化せんと燃え盛る様を描けたら、と考えての選語でした。

「吾溜めし」とご提案くださった句はより詠み手個人の心情にクローズアップしたものですね! 私としては、色々な一年を歩んできた皆の穢れを一斉に浄化するお焚き上げの炎の寛容さ・寛大さも詠み込みたかったのですが、かぬまっこ様のような、自省の心を深く深く追求してゆくその詠み方も、素敵だと思います。御句、ありがたく頂戴いたします!

恐縮ながら、御句「珈琲」の句に感想を述べさせていただきます。

まだ冷暖房のスイッチは入れぬまま、温かな「珈琲」で身体を暖めながらのブレイクタイムでしょうか? 「冬」がまだ「浅」い時期であることから、珈琲の冷める速度も「ゆつたり」と感じる一方で、今後もっと寒くなっていくんだろうな、風邪を引かないように気を付けなくちゃ的な、近づいてくる冬の足音に、期待と不安が入り交じる詠み手の繊細な心情が読み取れる一句だと思います。

最近の日本の四季は、春秋が短く、あっという間に夏冬が来てしまうことが多い気がするので、なかなかこういった感慨に物思いに耽る機会も減りましたよね💦秋のそういった余情が好きな私は、少し寂しく感じています。

ありがとうございます。
勉強させていただきました!

点数: 1

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「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 拓也

句の評価:
★★★★★

かぬまっこさん

おはようございます
以前、お世話になっていた
森田拓也と言うものです。
メルアドの関係で、森田としています。
以前は、冬物語の句にも
貴重なご添削、どうもありがとうございました。
アイデア、大切にいただきます!

漢は、男の意味なんですね。
かっこいいな!
漢、のアイデアいただきまっす!

冬浅し、珈琲は、この句にとってキーワードだと感じました。
朝の雰囲気を、待つことで
表現してみました。
かぬまっこさん、また、よろしくお願いいたします。

冬浅し珈琲店で待ち合わせ

点数: 1

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「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 そうり

句の評価:
★★★★★

かぬまっこ様
はじめまして。詠んで頂きありがとうございます。句評を読ませ頂き、「はっ」としたのですが「無季語」なのですね。「若草」が季語なので、「季語」になるかと、、、。初心者なのでお教え頂きありがとうございます。
*「ゆったりと」と「冬残し」が共鳴して,「珈琲」があることで、映像が浮かぶ、、、素敵な句ですね。休日の午後、読書でもしながら、ついつい夢中に、、、ふと「珈琲」があることに気づき、飲んでみると、まだ冷えてない、、、なんてことを想像しました。今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『ゆつたりと冷める珈琲冬浅し』 作者: かぬまっこ
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