俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の968ページ目

「山開き軽トラックの権宮司」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山開き軽トラックの権宮司

佐渡さん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいいですね。説明臭くなくて、簡潔でいながら深みがあります。

以前はお盆の時などお坊さんがスクーターで走り回っていることに違和感を覚えたことがありますが、そういう非日常と日常が同居しているところが人間世界の面白さですものね。御句はそれをシンプルに伝えていらっしゃる。

上五に切れを入れ、「夏山や」とかではどうかと思いましたが、それでは全然良さがなくなりますね。権宮司が何しに山に来たかわからない。「山開き」だからこそですね。
このままいただきます!

点数: 1

「夏山の尾根は宙へと走りけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏山の尾根は宙へと走りけり

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私も少しだけ山歩きをしますので、ちょっと共感します。「ちょっと」としましたのは、私はそんなすごい山に登ったことがないからです。
アルプス銀座の縦走は行きたいと思っているうちにコロナの自粛期間になりました。規制は緩和されましたが、もはや意欲減退でアルプスなどとても…。

さて御句ですが、私は宙を「そら」と読みました。宝塚ではありませんが。
おそらくこま爺さんは、尾根が空へと続くのはもう言わずもがなという感じで、このまま宇宙の果てまで続いていくような心待ちになったのではないでしょうか。それを空ではなくこの文字で「そら」と読ませて表したのではと思いました。

この夏は私もまた山歩きを楽しみたいと思います!

点数: 1

「静まりてゴルフボールに夏の蝶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 静まりてゴルフボールに夏の蝶

やすさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句だと思いました。ゴルフボールに蝶々?どういうこと?
コメントを拝読して、ははあ、なるほどと。
ただ、「静まりて」が私は初読の時はプレーが終わって賑やかだったゴルフ場に静寂が訪れ、一つ転がっていたボールに蝶々がとまっているという光景と思いました。

ご自身のコメントの通り、ショットの前の息を飲むあの数秒であれば、

・「お静かに」ゴルフボールへ夏の蝶

などというのも面白いかと思いました。選手がアプローチに入った時にスタッフが掲げるプレートのことです。「お静かに」とカギカッコで括るのは私は邪道と思っていましたが、プレバトのN先生はたまになさいますね。
蝶々がとまっているからお静かに、という諧謔味もあるかと思いました。
色々勝手なこと申し上げてすみません、よろしくお願いします。

点数: 1

「電灯の紐のゆらゆら夕端居」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 電灯の紐のゆらゆら夕端居

ちゃあきさん、こんにちは。
再訪です。
ぎっくり背中!それはお辛いですね。大丈夫ですか?

色々な人から聞く話と私の経験から思うのですが、病気とかケガとか体調不良というのは、水分を摂らないと起こりやすいようですよ。特に夏場は。努めて水を飲むこと、これが大事らしい。
私などはお茶を飲むしビールも飲むけどそれではダメで、とにかく水がいいらしいです。
でもね、仕事終わって仲間とね、「さあ、水でも飲みに行くか!」なんて、そりゃないですよね(笑)。

お大事になさってください。

点数: 1

「カフェランチ席の隣に夏帽子」の批評

回答者 なお

添削した俳句: カフェランチ席の隣に夏帽子

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。出遅れました(笑)。

とても爽やかな、素敵な光景をお詠みですね。読んでいてとても気持ちがいいです。

ただ、やはり、今のままでは、自分のものではない帽子が隣の席にあって、なんとなく「誰のだろう?忘れ物かな?」などと思いながらランチをしている、という状況と読めないこともない。
というか、そう思うとそうとしか読めなくなってきたりして(汗)。

俳句は想像で楽しむものと言いますからそれでもいいかもしれませんが、もんなさんの意図のようにするにはどうしたらいいか。

まず私は、屋内にしようと。屋外なら帽子は取らず、被ったままかなと。そうなると、横にあるのは間違いなく他人のもの。自分のものではなくなります。
それと、やはり「(自分が)置く」という動詞は必要かなと。そうでないと、どうしても前から置いてあったような気がしてならないから。

以上はあくまで私の考えですが、その結果、

・カフェの席隣に置きし夏帽子

へ行き着きました。
でもなんだかなぁ、原句の上五の、「カフェランチ」にあった、明るくちょっとオシャレでのんびりした雰囲気がなくなったかも。誰かが隣に来るので席を取っているだけのような?

点数: 1

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