俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の939ページ目

「菜を割く祖母の手に触れ天仰ぐ」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 菜を割く祖母の手に触れ天仰ぐ

よした 山月さん、こんにちは。
それでは私も色々言わずに提案句だけ置かせていただき失礼します。

・白菜を漬ける祖母の手温かく

点数: 1

「アイヌの地カムイミンタラ花野風」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: アイヌの地カムイミンタラ花野風

オルカさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

と言っても、すでに問題点というか私もお伝えしたい点は他の方々から出ております。ですのでダブりになりますがお伝えします。
「アイヌの地」はいいと思います。これで北海道の句だなとわかりますから。そのあとの「カムイミンタラ」これは私はいかがかと思います。読み手のほとんどが詩情を感じ取るというより、意味がわからず悩むだけだと思います。詩情は「アイヌの地」で十分通じています。
カムイミンタラが大雪山のことなのであれば、そのように入れたらいかがでしょうか?
また、コメントでは紅葉が舞うとおっしゃっていますが、俳句では「花野」になっています。ここは時期的に紅葉にしませんか?

・アイヌの地紅葉踊る大雪山

本当は大雪山のことは大雪(たいせつ)と呼ぶのでそう書きたいですが、「おおゆき」に読めてしまってまずいので…。

点数: 1

「秋雪や故郷へ続く峠越え」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 秋雪や故郷へ続く峠越え

オルカさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、第二の故郷を目の前にして、この峠を越えれば故郷だ、という
感慨の句ですね。そのご心境、よくわかります。あるいは、そう思った後のご自身の行動(峠越え)のご説明かもしれません。
わかるのですが、俳句の場合は、そう思った自分の心の中や行動を詠むよりも、そう思った(動いた)自分の目に映る景色を詠む方がいいようですよ。そうすることで心の中も表すことができますから。
心の中を詠むだけでは景色が見えてこなくなり、俳句的な詩情が生まれにくくなるようです。

私の提案句ですが、

・故郷へ続く峠に秋の雪

というのを置かせていただきます。
「故郷」は「ふるさと」と読みます。
しかしこれも、私は好きですが他の方から見るとどうかわかりません。でも自分で気に入ったので置かせていただきます。

点数: 1

「白菜の玉ひとつ買ふ心意気」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 白菜の玉ひとつ買ふ心意気

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
御句、小西さんの潔さが感じられてとても清々しい句ですね。白菜は持ち帰りの重さや保管のしやすさ、それに何より小家族になったからか「丸ごと」というのが少ないかも。スイカもそうですけどね。

さて御句ですが、これは私の個人的感想かもしれませんがお聞きください。
確かに素敵な「心意気」なのですが、これはご自分で言うよりも、そのような様子を見ていたり、聞いていた周りの人(例えば今回は私)が、「その心意気やよし!」と賛美するもののような気がします。ご本人は覚悟や信条を述べたり、あるいは態度を示すだけにして。
すなわちこういう感じです。

晴菜さんが買う場合
・白菜を一つ丸ごと買ふ覚悟

「心意気」の場合、お子さん目線にする
・玉で買ふ白菜母の心意気

点数: 1

「葉も芯も主役なりけり白菜鍋」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 葉も芯も主役なりけり白菜鍋

こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。
御句、まさに私の思っていたことでした。白菜は葉も芯も美味しいですよね。私は漬け物で詠ませてもらおうと思っていました。

御句、いいと思うのですが、中七で「なりけり」とまでおっしゃらなくてもいいのではという気持ちと、「白菜鍋」が字余りになっていることがちょっと気になりました。
そこで僭越ながら、次のような句を考えました。

・葉も芯も白菜鍋の主役なり

本当は、「白菜鍋では」としたいところですが、中八になってしまうので…(笑)。

点数: 1

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