俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

車窓より眺む通学路の柳

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「母の日や少し遅めの車椅子」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!
この句は、実は三つの意味を含めたつもりなのです。
①母の日なので、いつもよりゆっくりと押しながら、おしゃべりしたり花を見たり鳥の声を聞いたりしながら歩こう。
これだと、「ゆっくりと押す」とかでもいいですね。

②いつもは仕事があるから早くに散歩に連れ出すのだ。だけど今日は日曜日、しかも母の日だから、慌てずにちょっと遅めに出発するか。そうだ、今日は外でごはん食べてもいいな。
なんていうのが二つ目。

③こんなことなら、もっと早くに車椅子を用意してあげればよかった。自分で歩かなくなるかと思って、わざと用意しなかったのだけど、ちょっと遅かったね、ごめんね…。

という感じです。墓に布団はかけられず、ということわざから思い浮かんだ句です。③は伝わらないかなぁと思っていたのですが、鑑賞してくださった方がいました!有難うございます。

さて本句はお題で。ユーミンの「卒業写真」をテーマにしていますが、いかがでしょう?後半は「柳の通学路」のほうがいいですかね?同じかな?
ご意見よろしくお願いします!

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 馬場芳樹

なおじい様
おはようございす。いつもいろいろご指導有り難うございます。そういう事なのですね。添削句の捉え方を間違えて考えていました。お恥ずかし事です。例えば、句集を出版する(あり得ませんが)としても添削句は使えないと言う事ですね。あくまでも参考とするのみということですね。
分かりました。大変な間違いをして居りました。有り難うございました。今後とも宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 3

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます💫
やはりここになおじいさんがいると安心できる場所になりますね。

御句。眺む、が詠み手が眺めてるならあえて書かなくても説明感あるので省きたいです。通学路も、今通学してるのか、かつての通学路なのかを表せるかで、届き方が変わってきそうです。私は電車の中にいて、かつての通学路を電車から見ている、柳の道という感じでしょうか。
たとえば、

母校の灯近づく車窓夕柳

勝手に夕景にしてしまいましたので、これは添削ではなく、わたしの中の卒業写真です。ユーミン大好き!

点数: 3

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 闇の狩人

句の評価:
★★★★★

母の日の句の自句自解を
もっともらしく3点にわたり
書いてますが、
仮に作句の時点で作者にそのような意図があったならば
この句の「感動」の主体は
どこにあったのですか?
散漫と言わざるをえません。
感動の主体はひとつのはず。
読手が想像を膨らませて、
3通りの解釈をしたと言うので
あれば話は分かるのですが。
この自句自解は、格好良く後から取って付けた感が否めませんね。
だから句自体に感動が薄いのです。

点数: 2

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

なおじいさんこんにちは。
拙句へのコメントありがとうございます。
「ぎしり」は知りませんでした。
俳句ならではの略し方がいくつもあるので、おもしろいですよね。

御句
なるほど、ユーミンの「卒業写真」を元に詠まれたのですね。
「より」という言葉に「眺む」のニュアンスは入っているので、あえて言う必要があるかどうかですね。
私は通学路が過去のものであるというニュアンスを入れたいと思ったので、今回は省かせていただきます。
・『車窓の柳ありし日の通学路』
ただこれだと「柳ありし」と繋がっていると誤解されるかもしれないので
・『車窓の柳やあの日の通学路』
こんな感じでいかがでしょうか。

またよろしくお願いします。

点数: 2

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

なおじい様 おはようございます。
お世話になります。
車いすの句はいろいろな思いがあったんですね。
御句
”卒業写真のあの人はやさしい目をしている”
ですか。
詠んでみました。
今はただ電車から見る柳道
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

私ごときがなおじいさんにもの申すのは失礼かなと、いささか躊躇しつつも、他のひとの手前、一応、コメントさせていただきます。

主役は何かという問題です。

車窓より眺むはご自身の動作を説明しているように思えます。それと、車窓が主張され過ぎて柳と通学路がぼやけて見えてしまいます。

語順を変え柳と車窓の立ち位置をひっくり返して見ました。
"柳葉の眺む通学路の車窓

ご参考迄に。

点数: 1

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

なおじい様おはようございます。
感慨深い句ですね!
こま爺様のコメントと重複するので、詳しい感想は割愛しますね。
提案句もこま爺様と似た感じになりました。

葉柳を眺む通学路の車窓

季語と助詞が違うだけですが、印象は異なると思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

なおじい様 再訪です。
銀座のコメントありがとうございます。
ご提案の二つ目がいいですね。
ありがとうございます。
友人は油絵です。都心の美術館の展覧会にも出品してます。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

なおじい様こんにちは。
拙句『煙草屋を』にコメント下さりありがとうございます。
伊豆にも店長犬のお店があるんですね(笑)
私は武蔵小金井の煙草屋さんを思い出して詠みました。
コメントされている二句目『犬に店任せ煙草屋夏祭』で笑ってしまいました。任せる、というのがツボですね(笑)
いつも楽しいコメントありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「車窓より眺む通学路の柳」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

なおじい様、こんにちは。
前句の解説ありがとうございます。なるほど、①速さ、②時間、③時期、と掛けていたのですね!
いいセンまでいったんだけどなー。「ゆっくり」ではなく「遅い」という表現を選んだ理由を考えれば辿り着けていましたね。ちょっと悔しい(笑)。
あと単純に、正解は一つとして取捨択一と考えてしまいました…うーん、まだまだでした。
いずれにしても、温かい気持ちになる句でした。ありがとうございます。

さて、御句拝読しました。
「話しかけるように ゆれる柳の下を 通った道さえ今はもう 電車から見るだけ」ですね♪名曲です。

一旦『卒業写真』は忘れて、句だけで鑑賞してみます。
「車窓」は電車か車かわかりませんが、いずれにしても少し離れた所から見ている景ですね。

俳句は見ているものを詠むわけですから「眺む」は省略できそうな気もしましたが、古語辞典では「眺む=(物思いにふけりながら)ぼんやりと見やる」とありました。
つまり「眺む」と入れることで、「何かを想いながら見ている」というニュアンスが加わり、作者が在学生ではなく、すでに卒業した人物であるという連想ができそうですね。

「眺む」は何となく止まって見ているイメージなので、私は電車より(停車中の)車を想像しました。
「たまたま母校の近くに来たので、少し車を止めて眺めていた。あの頃と同じように、通学路に柳が揺れている」といったイメージで鑑賞させて頂きました。

ノスタルジーと言うとありきたりですが、季語を通して時間を超えていく感覚を味わえました。佳い句だと思います。
添削、いるかなぁ。「通学路の車窓」にすると、親の車で登校する子どもの視点に見えてしまう気が。

・今もなほ揺るる柳や通学路
・車窓開く通った道の柳かな
とか考えましたが、私は原句でいいと思いました☆

P.S.
文法のことで、御句の場合、「眺む(終止形)」と「眺むる(連体形)」、どっちが適切なんですかね…終止形でいいのかな。勉強不足でちょっとわかりませんでした。

点数: 1

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