俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1564ページ目

「古雛母と嫁ぎし夢をみる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 古雛母と嫁ぎし夢をみる

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。
ちょっとわからないのは、この「夢」は、憧れのほうの夢ではなくて、寝ている時の夢ですね?
それであれば、見ているのはどなたでしょうか?
一般論で言うと、俳句では、作者です。
解釈すると、古いお雛様が母親と一緒に嫁いできた夢を私が見た、ということですね?
と作者にお聞きするのも野暮な話ですが、そうだとして鑑賞しますと、なんだか違和感が。
というのは、このお雛様が、お母様と一緒に嫁いできたのは事実なのですよね?事実を夢に見た、ということ?

・母親と共に嫁ぎし古雛
・嫁入りの母の道具や古雛

事実と思うので、夢を外し、古雛は下五に移動してみました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「焼野より道路横切る煙かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 焼野より道路横切る煙かな

中山瑛心さん、こんにちは。
御句拝読しました。焼野に集中していますね。
本句は二重詠嘆などの問題はありません。ただ、御句から光景を想像しますと、割とこじんまりとしたシーンが思い浮かびます。道路の反対側だけで野焼きをしていて、その煙が、ある一定の場所だけを、まるで道路を渡る歩行者のように行儀良く横切っていく。
それが狙いなら問題ないのですが、例えば、もう少しスケールを大きくしようと思えば、

・焼野原道路を覆ふ/塞ぐ/隠す煙かな

などもありかと思いました。もう、前の提案句を忘れているので、被っていたら申し訳ありません。
よろしくお願いします。

点数: 1

「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子守唄しづかに終へていぬふぐり

慈雨さん、こんにちは。
拙句「古民家」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
古民家に、昭和を偲ぶのではなくて、少しの令和、面白いですね!
確かに最新式のエアコンや水洗トイレはあったかも(笑)。

さて御句拝読しました。いい句ですね。上五中七(季語以外の部分)がいいので、慈雨さんもおっしゃっていますが、いい意味で他の季語も、合わせられると思いました。
私はいぬふぐりの花は個人的に馴染みがありませんので、

・子守唄しづかに終へて木の芽風

とさせていただきました。屋外でも、屋内でふっと窓から入ってきた様子でも、気持ちいいと思いました。

こんな私も子守唄は歌いましたよ。私が歌うと、子どもは良く寝てくれました…って、もしかしたら気を失っていたのか(笑)?

点数: 1

「君のよう霜夜にひとつ満月や」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 君のよう霜夜にひとつ満月や

名取葉月さん、こんにちは。お久しぶりです!
御句拝読しました。意味はわかります!ただ、申し訳ないですが指摘すべきところが複数あります。それは慈雨さんが丁寧にご説明なさっていますので、そちらに譲ります。
私は、いるかさんと似ていますが、別の視点からご提案を。

慈雨さんのコメントのそれぞれのポイントは、語順の整理だけでうまく解消します。

・霜の夜の満月のよう君の顔

「君のような満月」というと、満月がメインになり季重なりになりますが、「満月のような君」といえば、明るいのか、まんまるなのか😀、とにかく君の比喩になりますから大丈夫だと思いますよ!
またよろしくお願いします。

点数: 0

「梅のメジロ春の便りはもうすぐ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅のメジロ春の便りはもうすぐ

猛虎さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。初めての方に対してキツく聞こえるかもしれませんがご容赦ください。
猛虎さんは、俳句は五七五、季語はひとつがともに基本で季重なりは好まれないとご存じのようですね。
それであればそのようにお作りになったほうがよろしいかと思います。
五七五でなくてもリズムが整っていれば受け入れられるかと思いますが、御句はそうでもないようです。
季語のことは先にいるかさんがご説明くださっていますので、私は、五七五のほうについて、季重なりのことを無視して、流れだけ整えた提案をさせていただきます。

・梅の木に眼白もうすぐ春の声

上五を「梅が枝に(うめがえに)」などとすることも出来ます。よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 18

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

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投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

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空っ風掃けど集まり渦巻いて

作者名 櫛谷恭子 回答数 : 1

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一輪を鶴首に挿す玉椿

作者名 久田しげき 回答数 : 0

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水澄めり岸によりくる子魚よ

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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