俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1334ページ目

「生きるとは捨てることなり凌霄花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 生きるとは捨てることなり凌霄花

おかえさきさん、こんにちは。
拙句にはいつも温かいコメントを有難うございます。
御句拝読しました。何やら、色々とおありのご様子。
ご相続がまとまったとのこと、良かったですね。もめることの多い相続、私は二度の経験から結構学びました。
私も実家の不動産は放棄しました。それなりの高級住宅街でしたが、私はいま住んでいる下町が好きですので未練はありませんでした。でも実家の思い出は死ぬまで忘れないでしょう。

それから、観念句で嫌われるとかおっしゃらないでください。観念句でも色々あって、読み手の心に沁みるものはやはりいいと思いますよ。心に景が浮かびますから。

御句、ヒッチ俳句さんが出だしの「生きるとは」にコメントなさっていますが、私も同感かな。ちょっと大上段かもしれません。
上手く生きていくためには手に入れることばかりを考えるのではなく、諦めたり、捨てたりするのも必要だと思いますが、「生きるとは捨てることだ」と言い切ってしまう勇気は私にはなくて…。

・捨ててこそ拾うものあり凌霄花

くらいならなんとか。

まだまだ暑い日が続きます。甲子園では熱戦が繰り広げられています!
さきさんはどこを応援していらっしゃいますか?

点数: 2

「ゆらゆらと衣類靡かす秋の風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ゆらゆらと衣類靡かす秋の風

とまけちさん、こんにちは。
御句拝読しました。
気のついたことを言いますと、「衣類」はちょっと硬いですね。俳句は普段使わない言葉を使うかと思えば、普段使わない言葉を使うと何か言われたり(笑)、色々難しいのです。でも、基本は自然が一番で、普段から使う言葉が大事だと思います。

次に御句、秋の風が衣類をなびかす、と、季語が動作の主体になっています。
こういうのは、別にダメというわけではないのですが、作者は、洗濯物が揺れているのを見て、その後から、ああ、秋は来ているのだなと思ったのですよね。それであれば、このような直接表現ではなく、間接的な表現のほうがかえって詩情が出ると思いました。

・物干しの洗濯物に秋の風

ちょっと何だかつまらないか。

・ユニフォーム洗って干して秋の風

もう負けちゃったのかな・・・。

点数: 2

「コスモスや揺れてかすかに母の声」の批評

回答者 なお

添削した俳句: コスモスや揺れてかすかに母の声

ロミさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。お母様のご冥福をお祈りします。まだ2年しか経っていないのでは、身の回りのものがそのままだったりして、何かにつけ思い出されるでしょう。お察しします。
さて御句ですが、上五でコスモス「や」と切れが入っています。これは一般的には詠嘆と同時に場面転換を意味します。そうしたいときに使うと効果的です。
しかし御句は、その後に「揺れて」と続きますね。これはコスモスが揺れるのだとしたら、切らずに、

・コスモスの揺れてかすかに母の声

のほうがいいように思います。

もし切れを入れるのであれば、

・コスモスやかすかに揺れる母の声

であれば、お母様の声が揺れることになり、大丈夫かと思います。

思い出は大切になさってくださいね。

点数: 4

「生きるとは捨てることなり凌霄花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 生きるとは捨てることなり凌霄花

おかえさきさん、再訪です。N県代表でしたか!?
私はドカベンの関係でN明訓好きだったですから、N県代表は応援していますよ!
頑張ってほしいです。取り急ぎ!

点数: 1

「少女手に左ハンカチ右スマホ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 少女手に左ハンカチ右スマホ

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。私も少し前に、両手にハンディファンと日傘を持つ句を出しましたが、スマホもありました。今どきの女性は大変ですね(笑)。

御句、細かくて恐縮ですが上五の「少女手に」が、少女を手にしたように読めました。変なオッサンと思われると困りますが(笑)、そんな誤読してしまった者の反省として、次のようなのを考えました。

・ハンカチとスマホ少女は両の手に

別に左右はどちらでもいいかなと思って、このようにしましたが、両手でハンカチとスマホを抱えているように読めますし、右と左を区別した面白味も消えてしまいました。

・右ハンカチ左にスマホ少女の手

右と左を入れてみましたが、今一つでした。今一つですがそのまま置かせてください。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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回答数 : 14

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野遊びや人気は爺の握り飯

回答数 : 32

投稿日時:

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雨夜の月団欒然れど変わりなき

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