「家計簿の収支の合ひて夏に入る」の批評
回答者 なおじい
添削した俳句: 家計簿の収支の合ひて夏に入る
おかえさきさん、こんにちは。
御句拝読しました。俳句そのものもさることながら(後ほどコメントしますが)、コメントの、半世紀以上の長きにわたり小遣い帳や家計簿を付けていらっしゃるということに敬服しました。
ダイエットの一番手軽な方法は、自分の食べたものを記録することと、毎日体重やウエストを測定してグラフ等に残すことだと聞いたことがあります。これは痩せるということよりも、健康維持にも効果があると思います。
同様に、毎日の収支を記録することは、節約が目的ではなくても、浪費を避ける効果はあると思いますよ。素晴らしいです!
さて御句ですが、「夏に入る」が効いていますね。4月の、言うなれば春までの収支決算がピッタリ合って終わって、「やった!さあ夏だ!」という前向きな気持ちが伝わってきます。
「夏に入る」とは季語立夏の言い替えですから、いつのことかもわかって記録のようにもなりますしね。
このままいただきます!
私は中高年山歩きを始めてから、それを山行日記として記録していますが、それもまだたったの15年。半世紀にははるか及びません。負けた(笑)!
点数: 3