俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の1229ページ目

激怒せず走りもせずに夕涼み

回答者 なおじい

添削した俳句: 激怒せるメロスとなるも夕涼み

こんにちは。
負乗様、いつも勉強させていただいております。

御句、私は最初は何をおっしゃっているのかわかりませんでした。少し考えて、6月19日が桜桃忌であったということと、太宰の名作の走れメロスの書き出しが「メロスは激怒した」で始まっていることを知りました。皆さんすごいですねー。
もう私は疲れてしまって、提案句です。添削でもなんでもない個人的意見です。ごめんなさい。

点数: 1

「カタカナ語苦手な父や茄子の花」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: カタカナ語苦手な父や茄子の花

こんにちは。
イサク様、拙句「泉あり雑木林に…」のご評価ご添削有難うございました。実は私は俳句および季語について、先生とかお教室とかで勉強したことはありません。亡き義母は金子兜太に師事した俳人でしたが、残した句集を読んでも感覚が合わなくて…。

俳句には季語が重要とわかっていても、なんの関係もない十二音に「山笑う」とか「風薫る」とか付け足して出来上がりでは、これでいいのか?
季語とはいえなにがしかのメッセージを含ませなくては…と考えていました。これが裏目に出ました。
特に「泉」については、季語的イメージが湧かなかったために、なんとか身近なものに置き換えて…とか考えて、湧き水とか清水のようなあさっての句を詠んだり、考え過ぎて遠くへ行ってしまいました。

そこへイサクさんのこの句。「カタカナ語の苦手なお父さんと茄子の花がどういう関係があるんだよ、単に下五に季語を置けばいいということ?」
とか疑問に思って他の方の評価を拝見。そして卓鐘さんのご評価を見て目が覚める思いでした。
口から出る言葉はカッコいいわけではないけれど、一つひとつがみんな自分のためになる。茄子の花って、うす紫であんなにきれいなのに注目されるのは実のほうだから目立たないよなぁ。でも、親の意見となすびの花は千に一つも無駄がないというのはよく言ったものだなぁ…。
素朴で人付き合いも得意でないお父さんかもしれませんが、子どものことを考えてくれているんだ、ということまで伝えている。これが季語の力なんだ!
そう思うとこれは、すごい句だなと感動しました!
有難うございました。季語とこのように付き合い、大切にして、季語も他の十二音も引き立たせる句作りを目指していきたいと思いました。

点数: 1

二人来て指だけ入れたる泉かな

回答者 なおじい

添削した俳句: 二人きて泉に幸と記しけり

こんにちは。よし造様、いつも勉強させていただいております。

御句、私の青春時代を思い出しました!懐かしい気持ちにさせてくれる句ですね。

提案句は、添削ということではありませんが、次の点をいじりました。
泉に幸と記す、とのことで、情景は分かるのですが、多分お若い二人が「幸」とか書くかな?と。もちろん「いつまでも幸せに!💕」とかかもしれませんが、それであってもどこに書くのか?これが「林」や「森」に来たならピッタリなのですが…。
そこで私は、卓鐘さんの提案句と似てしまうのですが、泉ということを意識して、二人で一緒にちょっと指先を入れてみた…「キャッ冷たい!」「ホントだ!」
そんな記憶を詠んでみました。勝手に。
二人きて、は、以前二人で来て、の意味だと理解しました。今、どうなっているかはわかりません(笑)。

点数: 1

「若葉冷踵を減らす声陽水」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 若葉冷踵を減らす声陽水

ただの大学生さん、こんにちは。ただの会社員です。私もつい最近俳句を始めたばかりです。

御句は意味がわからなかったので最初はスルーしていたのですが、私も陽水は嫌いではないので、「陽水がどうかしたって?」と興味が出て、添削結果を拝見しました。

あなたは幸せだ。卓鐘さんとイサクさんにこんなに詳しく指導してもらっている。私は新参者なのに、偉そうに入ってしまって後悔してます。
何故偉そうに入ったか。私は仕事で文章の添削・校正、ライティング、スピーチやプレゼンのコンサルティングをしているのでこういうのは多少自信があったのですよ。

しかし俳句は全然違いました。そこで、まだ駆け出しですが、ほんの少しの先輩として、俳句のポイントをお伝えします。

1. シンプル。詰め込み過ぎない
2. 自分だけわかっててもダメ
3. 季語、季節感は親より大事
4. 字余りはやめたほうがいい
5. 説明しない
まだまだありますがこれくらいにしておきます。私は5の説明しないが辛かった。仕事でとにかく説明文ばかり書いたり読んだりしているので、どうしても説明調になってしまう。

俳句を作るようになると生活が変わりますよ。自然と友だちになる。天候、季節に敏感になります。どんどん投句しましょうよ。諸先輩方がすごく親身に評価添削してくれます。
一緒に楽しみましょう!

点数: 1

打水の最後の最後で人にかけ

回答者 なおじい

添削した俳句: 打水の最後は少し遠くへと

こんにちは。
久田しげき様、いつも勉強させていただいております。

御句、よく情景が浮かびます。私は最近はホースでシャワーですが、場合によりバケツのときもあります。

これって、運動会の玉入れの数を先生が数える時とか、芸能人の豆まきで最後の一個思い切り遠くに投げたりしますよね、それと同じ感覚でしょうか!?

提案句は、通行人にかけないように注意して撒いていたのに、最後の最後で気が大きくなってバシャーとひっかけてしまった、そんな情景を詠みました。添削などではありません!

点数: 0

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