俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1229ページ目

「いざ羽田翼に夢を冬の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いざ羽田翼に夢を冬の空

肥川成可さん、こんにちは。再登場お許しください。
昨日、次の仕事の関係で時間切れで舌足らずになってしまったことのお詫びと一部訂正、そして僭越ながらイサクさんの提案句の解説をさせていただきます。

まず、昨日のメールで「冬の空」が暗く重たいイメージと申し上げましたが、そうではなく、この季語は基本的には晴れた空のことのようでした。私は冬の空というと、豪雪地帯の空を思い起こしてしまっていました。失礼しました。ですのでここは冬の空という季語は適切ですね。

次にイサクさんの提案句です。
「羽田発パリ行き離陸冬の空」
昨日私は、「夢は作者の心の中なので周りにはわからない」と申し上げましたね。イサクさんは、作者の夢の一例として「パリへ行く」ということを挙げて、今、その夢を叶えさせる翼(飛行機)が、よく晴れ上がった空に向けて飛び立とうとしている、という、まさに目の前の情景を詠んだものです。具体的な光景が見えますよね。パリでの日々への期待と不安まで感じられるようです。

瞬時にこれだけの提案句を置けるイサクさんと、時間がないとか言って適切な提案句を置けない私のレベルの差が露呈しました。

今日、私の住む地方はとてもいい天気です。気分的には秋晴れですが、俳句的には「冬の空」でしょうか?

点数: 1

「言葉無く手を振る友の冬の駅」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 言葉無く手を振る友の冬の駅

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。

御句、このお気持ちはわかります。わかりますが、お気を強くお持ちくださいよ。また会えますよ!

俳句としましては、私も「や」で切りたいな、と思って他の方々のコメント拝読しましたら同じでしたので、そのまま提案句とさせていただきます。

・言葉無く手を振る友や冬の駅

あつこんさんが「の」と「と」で迷っていたということは、「どちらでもないのでは?」というお気持ちがあったからでは?
「の」、「と」、どちらにしても作者の意に反して流れが冗長になり、せっかくの季語の「冬の駅」がとってつけたようになってしまいます。
しかし「や」で切ることによって、情景が鮮明になり、季語が立ってきます。切れ字「や」の効果をしみじみと感じました。

点数: 0

「枯葉枯葉枯れ果てし彼帰り来て」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 枯葉枯葉枯れ果てし彼帰り来て

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
御句、面白いですね。カレハで韻を踏ませたのですね。
私も作ってみました。うむ。

・枯葉枯葉彼掃き集め疲れ果て

遊びで申し訳ありません。

点数: 1

「ぐつふつと焼ける豆腐や冬浅し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぐつふつと焼ける豆腐や冬浅し

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
拙句「花を愛で」に温かいご評価有難うございました。

さて御句、「ぐつふつと」という見慣れない形容に戸惑って、他の方はどのように…と他の方のコメントを拝読。やはり他の方もこのオノマトペにはちょっと距離を置いていらっしゃる様子…と、げばさんが実際の店名を共有!
私もググりました。なんと美味しそうな鉄板豆腐!

いやーこれは反則(笑)。卯筒さんは意図していなかったでしょうが、俳句が映像を伴ってしまいましたよ。

「ぐつふつ」はちょっと悩みますが、お豆腐に一票!(笑)

点数: 1

「朝帰り冬青空はよそよそし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 朝帰り冬青空はよそよそし

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句、いいですねー。この感じ、わかりますよ。私は最近はしませんが、若い時は友だちと飲み過ぎて、そいつの家に泊めてもらい、朝帰りしたことはありました。
普通の日に晴天なら爽やかで気持ちがいいですが、朝帰りの時に晴れ渡った青空が広がっていても、申し訳ないというか、後ろめたいというか、ほっといてくれというか、もったいないというか、微妙な気持ちですよね。
私は、げばさんのコメントが、意に反して不倫の女性に走って行ってしまうのは止められませんでしたが、俳句はいいと思いました。

ただ、私ならこうするという提案句を置かせてください。ベターだということではありません。

・朝帰りに冬の青空よそよそし

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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